カワイ・レナードはNBA 2024-2025シーズン開幕に間に合うのか？キャンプ前にひざを手術

(NBA Getty Images)

ロサンゼルス・クリッパーズのカワイ・レナードは、依然としてひざの問題を抱えている。

NBAプレイオフ2024で、レナードはダラス・マーベリックスとのファーストランドの6試合のうち、4試合を「ひざの炎症」のために欠場した。クリッパーズは最終的にNBAファイナルまで勝ち進んだマーベリックスとのシリーズで敗れている。

早期敗退となったことで、レナードはアメリカ代表としてパリオリンピック2024に出場するための準備時間を得た。だが、ひざの問題が解決せず。オリンピック出場はかなわなかった。

アメリカ代表はレナードがひざのためにプレイできないと発表したが、選手陣営とクリッパーズは否定している。しかし、直近の報道によると、レナードはまだ違和感を覚えているようだ。

ファイナルMVPを2回受賞したレナードは、NBAの2024-2025シーズン開幕に間に合うのだろうか。『スポーティングニュース』がまとめる。

カワイ・レナードのひざの状況

『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者とロウ・マリー記者が9月25日（日本時間26日）に報じたところによると、レナードはオフシーズンにひざの手術を受けた。

クリッパーズのローレンス・フランク社長は、レナードのひざの腫れが「おさまっており、ほとんどなくなった」と話している。だが、『Sports Illustrated』のジョーイ・リン記者によれば、チームはトレーニングキャンプの最初でレナードをドリルワークから外すそうだ。

クリッパーズは10月1日（同2日）からトレーニングキャンプを始め、10月5日（同6日）にホームでゴールデンステイト・ウォリアーズとの最初のプレシーズンマッチに臨む。

レギュラーシーズン開幕に間に合わせようと進めているだけに、プレシーズンマッチでレナードがコートに立つのを見ることは期待できないだろう。

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フランクはレナード復帰の日程を明言していない。

9月24日（同25日）、フランクは報道陣に「タイミングは各フェーズに対するひざの反応次第だ」と話している。

「良い方向に向かっている。だが、肉体的なことや健康について、期間をもうけることはできない」

クリッパーズは10月23日（同24日）、新たな本拠地イントゥィット・ドームでのフェニックス・サンズ戦でシーズン開幕を迎える。

昨季のレナードは比較的健康で、レギュラーシーズンの82試合中68試合に出場した。2016-2017シーズン以来の自己最多の数字だ。欠場した試合の大半はシーズンの終盤。ひざの炎症に取り組んでいた時だ。

そして、健康な時のレナードは、今でもNBA有数の選手に変わらない。

昨季のレナードは平均23.7得点、6.1リバウンド、3.6アシスト、1.6スティールを記録し、オールNBAセカンドチームに選出されている。