ボストン・セルティックスのスター選手ジェイソン・テイタムはことし、忙しい夏を過ごしている。
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初のNBA優勝を達成し、歴史的な延長契約を結んでセルティックス残留を決めたテイタム。その彼とサム・アップルの共著となる児童書『Baby Dunks-a-Lot』が、9月10日に発売されたのだ。
テイタムと息子デュースくんの関係がインスピレーションとなったこの本では、テイタムのNBAでのライバルたちが登場することも話題となった。レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ジミー・バトラーといったスーパースターたちに加え、主要な対戦相手としてテイタムのセルティックスでの元チームメイトも登場する。
ここでは、テイタムの絵本とその元チームメイトの描かれ方について取り上げた。
ジェイソン・テイタムが絵本で元同僚グラント・ウィリアムズをネタに
題名(Baby Dunks-a-Lot)が示すように、本ではダンクをする赤ちゃんが世界のベストプレイヤーたちと対戦する。中でも傑作なのが、グラント・ウィリアムズが最悪の結末を迎えているところだ。
本の序盤で、ウィリアムズはテイタムにブロックされる。ダラス・マーベリックスに移籍してからウィリアムズがハーフコートショットをテイタムに阻まれたことを想起させるシーンだ。
さらに、どうやら本の中では、赤ちゃんがウィリアムズ相手に決勝ダンクを決め、勝利に導く場面もある様子。ウィリアムズは明らかに不満げだ。
テイタムが本で選手たちに感謝のメッセージを寄せたことからも分かるように、彼らの登場は楽しむためのものだ。ウィリアムズを描いた様子は、セルティックスでチームメイトだった4年間で築いた彼らの愛憎関係を完璧に表している。
ウィリアムズがハロウィーンでバットマンの仮装をした際の、スラングを交えたテイタムのリアクションは忘れられないだろう。
ただ、すべては愛情に基づくものだ。テイタムは3月、ウィリアムズがセルティックスに「イライラし」、「ロッカールームの悪い選手」になっているとのうわさを否定。ウィリアムズは「素晴らしいチームメイト」だと強調していた。
原文:Jayson Tatum trolls former Celtics teammate Grant Williams in most hilarious way in new children's book(抄訳)
翻訳:坂東実藍