5月29日(日本時間30日)、NBAプレイオフ2022でイースタン・カンファレンスを制したボストン・セルティックスのジェイソン・テイタムが、今シーズン新たに創設されたカンファレンス・ファイナルMVPを受賞し、ラリー・バード・トロフィーを手にした。
イースタン・カンファレンス・ファイナルMVPはメディア投票によって選出された。テイタムは9人の投票者のうち8人から得票している。残る1票はマイアミ・ヒートのジミー・バトラーが獲得した。
FTXアリーナ(フロリダ州マイアミ)で行われたイーストのカンファレンス・ファイナル第5戦で、セルティックスはヒートに100-96で勝利。シリーズを4勝3敗とし、2010年以来12年ぶりとなるNBAファイナル進出を果たした。
カンファレンス・ファイナルMVPは今シーズンから新設された賞で、イーストのカンファレンスMVPのトロフィーには、セルティックスで活躍し、優勝3回、MVP受賞3回、ファイナルMVP受賞2回など、輝かしいキャリアを送ったレジェンド、ラリー・バードの名が冠されている。
なお、ウェスタン・カンファレンス・ファイナルMVPはロサンゼルス・レイカーズで活躍したマジック・ジョンソンの名が冠され、今季はゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーが受賞した。
テイタムは第7戦で26得点、10リバウンド、6アシスト、2ブロックなどを記録。シリーズを通じて平均40.8分間プレイし、25.0得点(フィールドゴール成功率46.2%、3ポイントショット成功率35.3%、フリースロー成功率86.0%)、8.3リバウンド、5.6アシスト、1.1スティール、0.9ブロックをマークしている。
セルティックスはNBAファイナルでウォリアーズと対戦する。第1戦は6月2日(同3日)、ウォリアーズの本拠地チェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われる。