オールスター初選出のブランソンがインタビューで感激 ニックスファンからも「MVP」チャント

2024-02-02
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(NBAE via Getty Images)

2月1日(日本時間2日)、ニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソンは、6年のNBAキャリアで初めてオールスターに選出された。発表の30分後、ブランソンはニューヨーク州ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンのコートに立ち、オールスター選出にふさわしいことを示している。

インディアナ・ペイサーズとの一戦で、ブランソンはフィールドゴール30本中15本成功の40得点、5リバウンドを記録。109-105の4点差の勝利に貢献した。ファンからの「MVP」チャントを受けながら、ブランソンは試合後のインタビューで感激している。

オールスター選出やニックスファンからの愛情に、感極まった様子のブランソンは「何も言うことがない」と話した。そして15点差をはね返して9連勝を達成したチームの努力に言及している。

ブランソンは「戦い続けたんだ」と述べた。

「何があっても、僕らは戦い続ける。それが僕たちだ。戦い続けるのさ。特にここではなおさらね。それが僕たちなんだよ」

2022年のオフシーズン、ニックスはブランソンを現在と未来のポイントガードにするために積極的に動いた。早くからその決断は正しかったと示されていたが、ここまでを予想した人は多くなかっただろう。

それから2年と経たずして、ブランソンは加入した時にかけられた期待を上回っている。

大事な局面で活躍するブランソンの力は、ニックスが2013年以来となるプレイオフシリーズ勝利を達成するのに貢献した。そして今季は、1試合平均27.1得点でリーグのトップ10に名を連ねているのだ。さらに平均6.4アシスト、3.9リバウンドも記録している。

シンプルに言って、ブランソンはニックスで輝いてきたのである。

1月に14勝2敗だったニックスは、ここ17試合で15勝2敗という見事な成績だ。イースタン・カンファレンスの第2シードに肉迫している。OG・アヌノビーや、同じくオールスターに選出されたジュリアス・ランドルが不在だったことを考えれば、なおさら見事だ。

ニューヨークのバスケットボール界は、この25年で間違いなく最も活気づいている。ブランソンを筆頭に、ニックスのファンはタイトルを見据えている。

原文:'MVP!' — Emotional Jalen Brunson celebrates first All-Star nod with teary interview after Knicks win at MSG(抄訳)
翻訳:坂東実藍