バトラーが35得点&6スティール 後半逆転のヒートがセルティックスに先勝|NBAプレイオフ2023東地区決勝

2023-05-18
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(NBA Entertainment)

5月17日(日本時間18日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・ファイナル第1戦、マイアミ・ヒート対ボストン・セルティックスの一戦は、123-116でヒートが勝利し、シリーズを白星でスタートさせた。

昨季のカンファレンス・ファイナルでセルティックスに第7戦で敗れたヒートは、この日もハーフタイムまでに9点のビハインドを背負う。

だが、第3クォーターに球団プレイオフ記録となる46得点をマークしたヒートは、12点をリードして迎えた第4Q、ジェイソン・テイタムにフィールドゴールを打たせず。残り1分3秒、ジミー・バトラーの3ポイントショットで二桁点差をつけたヒートが、今季ポストシーズンで3シリーズ連続となるロードでの初戦白星を手にした。

ヒート(1勝)はバトラーが35得点、5リバウンド、7アシスト、6スティール、バム・アデバヨが20得点、8リバウンド、5アシスト、マックス・ストゥルース、ゲイブ・ビンセント、ケイレブ・マーティン、カイル・ラウリーが各15得点を記録している。

後半だけで20得点をあげたバトラーは、「素晴らしいレベルでプレイできているのは、みんながそうさせてくれているからだ」と、チームメイトをたたえた。

「彼らが僕のプレイに制限をもうけないでいさせてくれる。攻守両面で信頼してくれるんだ。どんなバスケットボール選手でも望むことだと思う」

エリック・スポールストラ・ヘッドコーチは「NBA有数の2ウェイプレイヤーだ。まさに我々に必要な選手だよ」と、バトラーに賛辞を寄せている。

「終盤のジミーは我々が必要としていたことをすべてやってくれた。スコアラーとしても、ファシリテーターとしてもね」

一方、セルティックス(1敗)はテイタムが30得点、7リバウンド、ジェイレン・ブラウンが22得点、9リバウンド、5アシスト、マルコム・ブログドンが19得点、ロバート・ウィリアムズ三世が14得点、7リバウンド、マーカス・スマートが13得点、11アシスト、デリック・ホワイトが11得点をマークした。

プレイオフでセルティックスはホームで4勝4敗。テイタムは「理由は分からない」と話している。

「とにかくそれでも戦わなければいけない。ホームだろうがロードだろうが、プレイを決めないと」

第2戦は19日(同20日)、再びTDガーデンで行われる。

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