5月16日(日本時間17日)にNBAドラフト2023の指名順を決めるNBAドラフトロッタリーが行われ、サンアントニオ・スパーズが全体1位指名権を獲得した。
注目の大型新人ビクター・ウェンバンヤマは、ロッタリーの結果に興奮している。
ウェンバンヤマは『ESPN』のブライアン・ウィンドホースト記者のインタビューで、NBAにメッセージを送った。19歳のウェンバンヤマは「できるだけ早く優勝リングを勝ち取りたい。だから準備してね」と話している。
スパーズにとってウェンバンヤマは3人目のドラフト全体1位指名選手になる見込みだ。これまでの2人は、デイビッド・ロビンソン(1987年)、ティム・ダンカン(1997年)と、いずれも殿堂入りした。
また、スパーズはウェンバンヤマの母国とも深いつながりがある。ウェンバンヤマのメンターであるフランスのレジェンド、トニー・パーカーが、スパーズでNBA優勝4回を成し遂げた。そのうちの1回は、同じフランスのレジェンドであるボリス・ディアウと一緒だった。
ウェンバンヤマは「フランスとスパーズには特別な関係がある。もちろんトニーや、ボリスのことでね」と話している。
「全国とまで言わずとも、国の半分がスパーズの1位指名権を望んでいたのは知っているよ」
その後、ウェンバンヤマはフランスの午前4時に「今日は良い日だった」とツイートしている。