シャーロット・ホーネッツの歴代最多得点記録を持ち、オールスターに4回選出され、NBAで12シーズンを戦ったケンバ・ウォーカーが、7月2日(日本時間3日)に引退を表明した。
ユーロリーグのASモナコで昨季を過ごしたウォーカーは、NBAでホーネッツ(2011~19年)、ボストン・セルティックス(2019~21年)、ニューヨーク・ニックス(2021-2022シーズン)、ダラス・マーベリックス(2022-2023シーズン)に在籍した。
ウォーカーはソーシャルメディアでの投稿で「バスケットボールは想像していた以上のことをしてくれました。素晴らしい旅ができたことをとても感謝しています。これをもって、バスケットボールから正式に引退することをお伝えします」と述べている。
「これは夢でした。振り返ってもまだ、キャリアで達成してきたことが信じられません」
33歳のウォーカーはホーネッツ在籍時に3回、セルティックス在籍時の2019-2020シーズンと、通算4回オールスターに選ばれた。だが、晩年はひざの問題で出場時間が減少。ニックスでは出場37試合、マーベリックスでは出場9試合にとどまった。
ウォーカーはホーネッツの球団最多得点記録を樹立し、出場試合数、平均アシスト、平均スティールはいずれも球団通算3位以内の数字を残している。3ポイントショット成功数、3P試投数、フィールドゴール成功数、FG試投数、フリースロー成功数、FT試投数も球団最多記録だ。
NBAでの12年で、ウォーカーは平均19.3得点を記録。2019-2020シーズンまでは5シーズン連続で平均20得点超をあげていた。
原文:Former All-Star guard Kemba Walker announces retirement(抄訳)
翻訳:坂東実藍
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