ナゲッツがラッセル・ウェストブルックとの複数年契約を発表

2024-07-27
読了時間 約2分
(DENVER NUGGETS.com)

デンバー・ナゲッツは7月26日(日本時間27日)、元MVPでオールスター選出9回のラッセル・ウェストブルックと複数年契約を結んだことを発表した。

注目記事:大谷翔平の最新成績&ランキングまとめ(外部配信)

ウェストブルックは過去3シーズン、地元のロサンゼルス・レイカーズとロサンゼルス・クリッパーズに在籍。2023-2024シーズンはクリッパーズで68試合に出場し(先発11試合)、平均22.5分間のプレイで11.1得点、5.0リバウンド、4.5アシスト、1.10スティールを記録している。

オクラホマシティ・サンダーでNBA入りから12年を過ごし、ワシントン・ウィザーズとヒューストン・ロケッツでも1シーズンずつプレイしたウェストブルックは、MVP受賞のほか、オールNBAチーム選出10回(ファーストチーム3回、セカンドチーム5回、サードチーム2回)。選出9回のオールスターでは、オールスターMVPを2回受賞している。2021-2022シーズンにはNBA創設75周年記念チームにも選ばれた。

また、ウェストブルックは得点王2回、アシスト王3回に輝いており、トリプルダブル達成199回はNBA史上最多記録。ナゲッツはニコラ・ヨキッチがトリプルダブル達成130回で歴代4位につけており、2人合計329回のトリプルダブルは他の29チームの球団記録を上回る(レイカーズが316回)。

ウェストブルックは通算で1162試合に出場(先発1039試合)。平均33.6分間のプレイで21.7得点、7.1リバウンド、8.1アシスト、1.60スティールを記録。プレイオフでは122試合に出場し(先発116試合)、平均23.6得点、7.0リバウンド、7.5アシスト、1.70スティールをマークしてきた。ウェスタン・カンファレンス・ファイナルに4回、NBAファイナルに1回進出している。

NBAドラフト2008でサンダーに全体4位で指名されたウェストブルックは、MVPを受賞した2016-2017シーズン、リーグ最多の平均31.6得点、10.7リバウンド、10.4アシストを記録。1962年のオスカー・ロバートソン以来となるシーズン平均トリプルダブルを達成した。