3月1日(現地時間2月29日)にニューヨーク州ニューヨーク市のマディソン・スクエア・ガーデンでニューヨーク・ニックス対ゴールデンステイト・ウォリアーズの試合が行われ、3ポイントショット8本を含む31得点、11リバウンドのダブルダブルを記録したステフィン・カリーの活躍でウォリアーズがニックスに110-99で勝利した。
ウォリアーズはこの試合までの直近14戦11勝と波に乗っている。一方のニックスは、イースタン・カンファレンス4位も、直近10試合で3勝7敗とやや調子を落としており、対照的なチーム同士の対戦となった。
第1クォーター開始から、カリーが3Pショットを3本連続で成功し、ウォリアーズが連続14得点で、主導権を握る。その後は、両チームが得点を積み重ね、31-19とウォリアーズのリードで第1Qを終える。
第2Qもウォリアーズペースで試合が進み、二桁リードを保つ形となった。終盤にはニックスの猛攻で、6点差まで詰められるも、カリーが17得点、11リバウンド、ジョナサン・クミンガも14得点を記録し、55-46とウォリアーズのリードで前半を終えた。
後半に入っても、一進一退の攻防が続く。第3Q残り6分では、ウォリアーズが17点のリードを奪うも、その後なかなかショットが決まらず、ニックスに再び6点差まで詰められる。その後、クレイ・トンプソンの3Pショットなどで、80-70とウォリアーズがリードを保ったまま第3Q終了。
第4Qはニックスに次々と得点を許し、残り6分で4点差まで詰められた。しかし、クミンガが連続でアンドワンを成功させ、再び点差を二桁に広げる。最後はカリーのこの試合8本目の3Pショットなどで、試合を決めた。結局ウォリアーズはニックスに一度もリードを許すことなく試合終了し、110-99で勝利した。
これで直近15戦で13勝目を挙げたウォリアーズ(31勝27敗)は、カリーが31得点、11リバウンド、クミンガが25得点、8リバウンド、2スティール、2ブロックを記録し、チームの勝利に貢献した。他にも、トンプソンが16得点、5リバウンド、クリス・ポールが11得点、4リバウンド、6アシスト、3スティールを記録した。
一方のニックス(35勝25敗)は、ジェイレン・ブランソンが27得点、5リバウンド、5アシスト、ドンテ・ディビンチェンゾが16得点、7リバウンド、2アシスト、1スティール、1ブロックを記録。他にも、ジョシュ・ハートが14得点、18リバウンド、7アシスト、2スティール、マイルズ・マクブライドが14得点、ジェリコ・シムズが10得点をマークした。
次戦、ウォリアーズは2日(現地1日)の午前9時半から、敵地スコシアバンク・アリーナにてトロント・ラプターズと試合を行う。ニックスは4日(現地3日)の午前9時から、敵地ロケット・モーゲージ・フィールドハウスにてクリーブランド・キャバリアーズと対戦する。