ボストン・セルティックスは7月6日(日本時間7日)、ジェイソン・テイタムと延長契約を結ぶことで合意したと発表した。契約内容の詳細は公表されていない。
バスケットボール運営部代表のブラッド・スティーブンズは、「ジェイソンは特別な選手であり、特別な人です。ボストンでの彼の旅のすべてを見ることができるのは、我々全員にとってうれしいことです」と話している。
「彼は偉大なるセルティックの一員であることに伴うすべてを受け入れ、チームメイト、コーチ陣、球団スタッフの全員をいつも大切に思っていることを示してきました。チームの快挙や個人の賞の数々にもかかわらず、ジェイソンは常に向上に努めています。ハードワークし、極めて高い意欲で挑戦、特にチームと優勝を競うという目標にまい進しています。彼が契約を延長し、ボストン・セルティックの一員として素晴らしいキャリアを続けていくことを選んでくれて、もちろん喜んでいます」
2023-2024シーズンのテイタムは74試合に出場(全試合先発)。平均26.9得点、8.1リバウンド、自己最多の4.9アシスト、1.0ブロック、フィールドゴール成功率47.1%、3ポイントショット成功率37.6%、フリースロー成功率83.3%をマークし、自身4回目のオールNBAチーム選出を果たした。
プレイオフでは平均25.0得点、9.7リバウンド、6.3アシスト、1.1スティールを記録し、チームの16勝3敗でのNBA優勝に貢献。プレイオフでチーム最多得点、リバウンド、アシストを記録して優勝を果たしたのは、NBAでラリー・バード、ティム・ダンカン、レブロン・ジェームズ、ニコラ・ヨキッチ、アキーム・オラジュワンに続いて史上6人目だ。
プレイオフではセルティックス歴代6位の通算2711得点をあげており、これは27歳未満でコービー・ブライアントを上回ってNBA史上最多の数字。ここ3年でNBAファイナルに2回進出しており、昨季のダラス・マーベリックスとの第5戦では、31得点、11アシストをマークし、ファイナルではセルティックス史上初となる30得点&10アシスト超を達成した。
オールNBAファーストチーム選出3回は、セルティックスではボブー・クージー(10)、バード(9)、ジョン・ハブリチェック(4)、ビル・シャーマン(4)、エド・マコーr-エ(3)、ビル・ラッセル(3)に続き、球団史上7人目だ。25歳352日でNBAオールスター2024に出場しており、球団最年少記録でのオールスター選出5回を果たした。11月4日(同5日)には球団最年少記録で通算1万得点を達成している。
NBAドラフト2017で全体3位指名されたテイタムは、513試合に出場(全試合先発)。平均34.2分間のプレイで23.1得点、7.2リバウンド、3.5アシスト、1.1スティール、FG成功率46.0%、3P成功率37.5%を記録している。