クリーブランド・キャバリアーズは7月7日(日本時間8日)、ドノバン・ミッチェルと複数年の延長契約を結んだことを発表した。
バスケットボール運営部代表のコビー・アルトマンは、「ミッチェルとの延長契約は球団にとって重要な瞬間となり、持続可能な成功に向けた目標とビジョンを強化するものです」と話している。
「ドノバンはリーグで最もダイナミックなオールNBA選手のひとりであり、彼がクリーブランドとこのコミュニティでバスケットボールの旅を続けると選んでくれ、これ以上うれしいことはありません。我々はNBAで最高のチームになり、最終的に優勝を競いたいと思っており、ドノバンを長期で確保できたのは、その好機につながると感じています」
2023-2024シーズンのミッチェルはキャバリアーズで55試合に出場(全試合先発)。平均35.3分間のプレイで26.6得点をあげ、アシスト(6.1)、リバウンド(5.1)、スティール(1.84)、ブロック(0.55)で自己最多を記録した。ダブルダブル達成は自己最多の6回。通算5回目、キャバリアーズでは2回目のNBAオールスター選出を果たしている。
シーズン平均25.0得点&5.0リバウンド&5.0アシスト超、複数シーズンでの平均26.0得点超は、キャバリアーズではレブロン・ジェームズに続く2人目。また、ミッチェルは2018年以来となるキャバリアーズのイースタン・カンファレンス・セミファイナル進出に貢献した。
NBAプレイオフ2024では10試合で平均29.6得点をマーク。単一ポストシーズンでの平均得点としては、球団史上6位の数字だ(出場10試合超)。
ミッチェルは1月のイースタン・カンファレンス月間最優秀選手に選出されており、キャバリアーズではジェームズ(26)に続く2人目。2月5日(同6日)から11日(同12日)の週間最優秀選手にも選ばれた。週間最優秀選手選出3回は、キャバリアーズではジェームズ(42)、カイリー・アービング(4)に続き3位となる。
2022-2023シーズンのキャバリアーズ加入以降、ミッチェルは2シーズンで平均35.6分間出場。平均27.5得点、5.2アシスト、4.6リバウンド、1.62スティールを記録した。平均27.5得点はキャバリアーズ史上最多。2022年1月2日(同3日)、ミッチェルは球団記録の71得点をあげている。70得点超はNBA歴代7人目のことだった。
NBAドラフト2017でデンバー・ナゲッツに全体13位で指名されたミッチェルは、キャバリアーズとユタ・ジャズでの7シーズンで468試合に出場(先発460試合)。平均34.2分間のプレイで24.8得点、4.6アシスト、4.3リバウンドを記録している。2017-2018シーズンにはオールルーキー・ファーストチームに選ばれた。
ポストシーズンでは通算54試合に出場(全試合先発)。平均37.6分間のプレイで28.1得点、5.0アシスト、5.0リバウンド、1.28スティールを記録している。平均28.1得点はマイケル・ジョーダン(33.4)、ルカ・ドンチッチ(31.0)、アレン・アイバーソン(29.7)、ケビン・デュラント(29.3)、ジェリー・ウェスト(29.1)、ジェームズ(28.4)に続く歴代7位の数字だ。