3月28日(日本時間29日)に行われたマクドナルド・オールアメリカンゲームで大きな注目を集めていたのが、ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズの息子ブロニーだ。そして彼はプレイで話題をさらった。
試合はスリリングな終盤の末、ウェストが106-109でイーストに敗れた。だが、ブロニーは5本の3ポイントショットを沈めるなど、スムーズなシュートを披露し、大きなインパクトを残している。
8本試投した3Pで5本成功は、JJ・レディック(2002年)、JR・スミス(2004年)、デカン・クック(2006年)、フランク・ジャクソン(2016年)と並び、大会史上2位タイの数字だ。
歴代最多は2005年のジェラルド・グリーンの6本。ブロニーはあと1本及ばなかった。
コートサイドで父レブロンが見守る中、ブロニーは第1クォーターに中盤から登場。トヨタ・センターの観衆を沸かせた。
直後、ブロニーはコーナーのポジションを取り、最初の3Pを沈める。レブロンも立ち上がって祝った。
第1Q残り3分強にはキャッチ&シュートで3Pを成功させる。
前半3本目の3Pは、ジャブステップでディフェンダーにフェイントをかけ、ボールスクリーンを生かしてサイドステップでドリブルしてから決めた。
残り1分20秒にコーナーからキャッチ&シュートで最後の3Pを沈め、106-105とチームを一時リードに導くなど、後半にも2本の3Pを沈めたブロニーは、15得点を記録している。
この年代で最も優れたペリメーターディフェンダーのひとりと評価されるブロニーは、運動能力にスムーズなショットを兼ね備えており、次のレベルでエリート級の3&D(3Pと守備に優れた選手)になると見られている。
2003年の同大会でレブロンがMVPに輝いてから20年。試合後、ジェームズ親子はこの瞬間を分かち合った。
原文:Bronny James' 3-point shooting nears McDonald's All-American Game record(抄訳)