4月27日(日本時間28日)、ジョージア州アトランタのステイト・ファーム・アリーナで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第6戦、ボストン・セルティックス対アトランタ・ホークスの一戦は、128-120でセルティックスが勝利し、シリーズ4勝2敗で東地区準決勝進出を決めた。
リードチェンジが22回、タイスコアになること15回と、試合を通じて接戦となった一戦は、残り5分を切った勝負どころでセルティックスが突き放す。ジェイレン・ブラウン、アル・ホーフォード、ジェイソン・テイタムが3本連続で3ポイントショットを成功。残り2分7秒のテイタムのダンクで連続11得点とし、8点差をつけたセルティックスが競り勝った。
セルティックス(4勝2敗)はブラウンが32得点、5リバウンド、テイタムが30得点、14リバウンド、7アシスト、マーカス・スマートが22得点、マルコム・ブログドンが17得点、ホーフォードが10得点、12リバウンド、3ブロックを記録している。
第5戦で第4Qに13点をリードしながら逆転負けしていたセルティックス。ホーフォードは「試合の終え方を話し合ったんだ」と述べた。
「前回の試合も大半は良かったと思う。でも、今夜は必死さがあった。シリーズを続けさせないことがいかに大事かを理解したんだ」
ホークス(2勝4敗)はトレイ・ヤングが30得点、10アシスト、ディアンドレ・ハンターが20得点、6リバウンド、ジョン・コリンズが16得点、デジャンテ・マレーが14得点、7リバウンド、11アシスト、ボグダン・ボグダノビッチが12得点、クリント・カペラが10得点、10リバウンドをマークした。
マレーが出場停止の中、敵地での第5戦で38得点をあげて勝利に導いたヤングだが、この日は後半にフィールドゴール13本中1本成功、試合を通じてFG28本中9本成功にとどまった。
シーズン途中の指揮官交代があったのに加え、再びファーストラウンド敗退に終わったホークス。だが、ヤングはネイト・マクミラン前ヘッドコーチに代わって就任したクイン・スナイダーHCとフルシーズンを戦うことを楽しみにしているようだ。
ヤングは「クインが未来だ」と話した。
「彼がここにいれば、この街は優勝すると信じている」
東地区第2シードのセルティックスは、カンファレンス・セミファイナルで第3シードのフィラデルフィア・76ersと対戦。第1戦は5月1日(同2日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われる。