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NBAプレイオフ記録の大差は? ポストシーズンの最多点差試合ランキング

2024-05-17
読了時間 約3分
(Getty Images)

NBAプレイオフの歴史において、忘れられないような試合は数多い。一方で、敗者がすぐに忘れ去ってほしいと願うようなワンサイドゲームもあった。

プレイオフに出場するのは、ベストの中のベストというチームたちだ。それでも、NBAのようにやるかやられるかのリーグでは、うまくいかない時もある。たとえディフェンディングチャンピオンであってもそれは同じだ。自分たちの調子が芳しくなく、相手が絶好調なら、あっという間に手から試合がこぼれ落ちることもある。

NBAプレイオフの歴史で40点差以上がついたのは26試合。ファーストラウンドの10試合、カンファレンス・セミファイナルの9試合、カンファレンス・ファイナルの6試合、そしてNBAファイナルの1試合だ。

では、NBAプレイオフ記録の点差はどれほどなのか。最も大差がついた試合をまとめる。

NBAプレイオフの歴史で大差がついた試合

NBAプレイオフ記録の最多点差試合は2つある。直近では、NBAプレイオフ2009のファーストラウンド第4戦、デンバー・ナゲッツがニューオーリンズ・ホーネッツに121-63で勝利した試合だ。

2024年5月16日(日本時間17日)に行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第6戦では、ミネソタ・ティンバーウルブズがナゲッツに45点差で勝利した。これはポストシーズンの歴史で8番目となる大差だ。

順位 シリーズ 試合 点差
1. 2009 西地区1回戦 ナゲッツ 121-63 ホーネッツ 58
  1956 西地区準決勝 レイカーズ 133-75 ホークス 58
3. 1973 西地区決勝 レイカーズ 126-70 ウォリアーズ 56
4. 2015 東地区1回戦 ブルズ 120-66 バックス 54
5. 1971 西地区準決勝 バックス 136-86 ウォリアーズ 50
6. 1995 東地区1回戦 マジック 124-77 セルティックス 47
  1986 西地区1回戦 レイカーズ 135-88 スパーズ 47
8. 2024 西地区準決勝 ウルブズ 115-70 ナゲッツ 45
9. 2017 東地区決勝 キャバリアーズ 130-86 セルティックス 44
  1997 西地区1回戦 スーパーソニックス 122-78 サンズ 44
  1985 西地区決勝 レイカーズ 153-109 ナゲッツ 44
  1958 西地区決勝 ホークス 145-101 ピストンズ 44
13. 2020 西地区1回戦 クリッパーズ 154-111 マーベリックス 43
  2010 東地区準決勝 マジック 114-71 ホークス 43
  1987 東地区1回戦 ピストンズ 128-85 ブレッツ 43
  1984 西地区準決勝 レイカーズ 134-91 マーベリックス 43
17. 1998 NBAファイナル ブルズ 96-54 ジャズ 42
18. 2018 西地区決勝 ウォリアーズ 126-85 ロケッツ 41
  1991 東地区1回戦 ブルズ 126-85 ニックス 41
20. 2014 西地区1回戦 クリッパーズ 138-98 ウォリアーズ 40
  2009 西地区準決勝 レイカーズ 118-78 ロケッツ 40
  2005 西地区1回戦 マーベリックス 116-76 ロケッツ 40
  1983 西地区準決勝 スパーズ 145-105 ナゲッツ 40
  1982 東地区決勝 セルティックス 121-81 76ers 40
  1978 東地区準決勝 76ers 130-90 ニックス 40
  1969 西地区準決勝 レイカーズ 118-78 ウォリアーズ 40

原文:Biggest blowouts in NBA Playoffs history: Where Timberwolves-Nuggets ranks on list of largest postseason losses(抄訳)
翻訳:坂東実藍