「手負いの獣」に黒星のセルティックス 「激しさに対抗しないと」

2022-05-22
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NBA Entertainment

ボストン・セルティックスの一部選手は、5月21日(日本時間22日)の朝のシュートアラウンドで、マイアミ・ヒートが25点差で敗れた2日前のNBAプレイオフ2022イースタン・カンファレンス・ファイナル第2戦の雪辱を果たそうとしてくると警戒していた。彼らは、間違えていなかった。

同日にTDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)で行われた第3戦で、セルティックスは第1クォーターに18-39とヒートに先行を許し、最大26点差をつけられて103-109と敗れた。シリーズは1勝2敗となっている。

20得点、14リバウンド、3ブロックを記録したアル・ホーフォードは、試合後に「彼らは手負いの獣だった。ファイトしにきたね」と話した。

「なぜだか、僕たちは同じような必死さがなかった」

今季、セルティックスは困難から見事に立ち直ってきた。1月21日(同22日)以降、黒星を喫した次の試合の戦績は11勝1敗だ。

選手たちは、イメイ・ユドカ・ヘッドコーチがヒートとの第4戦でもこの流れを続けるのを助けてくれるはずだと信頼するだろう。それができなければ、シリーズは1勝3敗となる。

ホーフォードは「ユドカHCはシーズンを通じてうまく調整させてくれた。特にプレイオフでは試合ごとにね」と述べた。

「修正すべきところをチェックし、理解し、まとめて、前進する。僕らはそれができるはずだ」

ユドカHCは、ボールを大事にすることが最大の調整点のひとつと話した。試合を通じてボールを確実にできなかったことに不満を表し、第4戦に向けて正していく必要があると述べている。

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ヒートは最初の2試合で合計16得点だったバム・アデバヨが、ロバート・ウィリアムズ三世欠場を生かし、チーム最多の31得点、10リバウンド、4スティールを記録した。

セルティックスはそのフィジカルでアデバヨに苦しめられた。守備でリーグトップのセルティックスにあまりなかったことだが、今シリーズではそのフィジカルが問題となっている。

ユドカHCはチームのフィジカルについて、「我々の大きな特徴のひとつだ」と話した。

「それが、このシリーズではここまで、ある面ではそこでやられている。これは立て直し、対抗しなければならない。それが理由でシリーズを落とすことがあってはいけないんだ。我々がチームに望むアイデンティティーであり、そこでちょっとやられていることに落胆しているのは確かだよ」

セルティックスがヒートのフィジカルにいかに対抗するかを理解し、再び一発食らうことがなければ、その落胆は消え去るだろう。

プレイオフ自己最多の40得点をあげたジェイレン・ブラウンは、「ヒートがどういうチームか、僕たちは分かっている」と話した。

「彼らが誇っているのはフィジカルさだ。僕たちはこのシリーズで勝ちたいなら、その激しさに対抗しなければならない。とにかく僕たちはしっかりしなければいけないんだ」

原文:Upping Physicality is Essential for C’s Following Game 3 Loss(抄訳)

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