3月13日(日本時間14日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたダラス・マーベリックス対ボストン・セルティックスの試合に際し、セルティックスがケビン・ガーネットの背番号5の永久欠番セレモニーを行った。
出席者の中で目を引いたひとりが、2008年に「ビッグスリー」の一角として、ガーネットやポール・ピアースと一緒にセルティックスの優勝に貢献したレイ・アレンだ。アレンはコートの上でガーネットと抱擁。すぐにピアースも加わり、3人でハグをした。
セレモニーの質疑応答で、ガーネットは「ここにレイ・アレンがいると言えて良かった」と話している。
アレンが2012年に当時ライバルだったマイアミ・ヒートに移籍することを決めて以降、ガーネットやピアースとの関係は悪化。近年、セルティックスのその他のメンバーとの距離が離れていた。
ピアースの背番号34は、2018年にセルティックスが永久欠番化している。ガーネットは「次は君だぜ」と、球団がアレンの背番号も永久欠番化すべきと話した。
クリーブランドで開催されたオールスターウィークエンドに行われたNBA創設75周年記念チームのセレモニーの際にも、3人が一緒に写真を撮影するなど、最近では関係改善の兆しがあった。
ガーネットは『KG Certified』で「写真を撮った時に、彼は自分の左側にいた。頭をつかまれて振り返ったんだ。最初に僕らは『どう、元気?』という感じだった。少しも動じることなくね」と話している。
「人生は前に進むんだ。成長するものだよ」。
原文:Ray Allen reunites with Celtics at Kevin Garnett's jersey retirement(抄訳)