38歳イグダーラは今後について「自分の答えは知っている」

2022-06-02
読了時間 約2分
NBA Entertainment

ゴールデンステイト・ウォリアーズのベテラン、アンドレ・イグダーラがNBAファイナル2022に出場するかは分からない。シーズン終了後、NBAでのキャリアを続けるのか、18年目を最後に引退するのかについても、イグダーラは明言しなかった。

38歳のイグダーラは『NBA.com』で「どういう終わりになるかを見るまで待とう」と話している。

「自分の答えは知っている。でも、公に明かすことはしたくない。トラブルに巻き込まれたくない」

6月2日(日本時間3日)にチェイス・センター(カリフォルニア州サンフランシスコ)で行われるNBAファイナル第1戦に向け、ウォリアーズは左頸椎椎間板の負傷でここ12試合を欠場しているイグダーラの出場可否状態を「クエスチョナブル」(不確か)としている。

1日(同2日)、制限なしの練習を終えた後、イグダーラは「とにかく両足で歩いてシーズンを終えようとしているよ」と話した。イグダーラは腰(22試合)、右ひざ(16試合)、左股関節(12試合)の問題で、レギュラーシーズンの50試合を欠場している。

それでも、イグダーラは「絶え間なくやるべきことをすべてやりつつ」、「体のことに関してはすべてに楽観している」と述べた。選手がどれほど健康なのか、ウォリアーズの運命が彼の将来にどれほど影響するのかは、まだ分からない。

イグダーラは「あと2週間、とにかくこの瞬間を大切にしたい」と話している。

「楽しんで、みんなが集中できるようにしようとしている。チームを助けられるような、僕に分かる本当にちょっとしたことを見るようにしているよ」

2013年から19年まで最初にウォリアーズに在籍した期間、メンターとして優れていたこともあり、ウォリアーズは昨年夏にベテランのミニマム契約をイグダーラと結んだ。だが、それまでと異なり、イグダーラはケガによりコートで貢献できず。今季はリザーブとして平均19.4分間出場の4.0得点、フィールドゴール成功率38%、3.2リバウンド、3.7アシストにとどまっている。

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ウォリアーズのステフィン・カリーは「アンドレは同じままだ。ただ、ケガで大変だったから、自分がチームの助けになれると分かる、違う立場でやっているだけだよ」と話した。

「コートに立てなくても、声と存在だけで、彼は若手選手にとって素晴らしかった。ロッカールームや練習中だけじゃない。試合中にサイドラインであらわにしていたのを見たはずだ」

まだ若いと感じるスプラッシュブラザーズ

カリーとクレイ・トンプソンは、NBAファイナル出場5回と経験豊富かもしれない。だが、彼らは自分たちをまだベテランだと考えていないようだ。

34歳のカリーは「あまりそういうことは考えないようにしている」と話した。

「コートに立ち、自分のバスケットボールをしている限りは、僕はまだ全盛期だと感じたい」

一方のトンプソンは、左ひざ前十字靭帯と右アキレス腱の断裂による2年半の離脱から戻って以降、自分が以前と同じ選手ではないと認めた。だが、それらの困難で自分のキャリアについてもっと考えるようになったという。彼はまだゴールが見えていないようだ。

32歳のトンプソンは「まだ若いと感じている。まだ素晴らしい日々が待っているとね」と述べた。

「初めての時と比べ、多くの知恵を身につけたと思う。そういう意味で、アタマは年をとったかもね」

原文:NBA Finals Notebook: Iguodala optimistic about return, cherishing the moment(抄訳)

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