バスケットボール通であるレブロン・ジェームズは、対戦相手たちの才能を称賛し、その成功をたたえることができる。真にバスケットボールに人生をささげている彼は、直接的に対戦相手たちについて問われると、いつも率直に答えるのだろう。
ケーブルテレビ局『HBO』で放送されているジェームズの番組『The Shop』の最新回でもそれが見て取れる。だからこそ、多くの人が彼は嫌うのではないかと思った選手とチーム、ドレイモンド・グリーンとゴールデンステイト・ウォリアーズを高く評価したのだ。
番組予告の中で、幼少期からの友人に、自分が一緒にプレイしたいと思うプレイオフのチームを問われると、ジェームズは「ゴールデンステイトだろうね」と答えている。
「ドレイモンドと同じチームで言い合いになりたいね。ぼろくそ言ってくるやつは大好きなんだ」
もちろん、これは番組の中のひとコマでしかない。だが、ジェームズがグリーンとウォリアーズを称賛したのは、これが初めてではないことも強調しておくべきだろう。
今プレイオフが始まる前に、ジェームズはインスタグラムでグリーンとウォリアーズにエールを送った。グリーンは感謝し、自分のインスタグラムのストーリーズでジェームズの投稿を紹介している。
ジェームズがグリーンを称賛し続けているのは、それほど驚くことではない。彼らは互いの才能を称賛しており、エージェンシー(Klutch)が同じで、コートの外では友人なのだ。今季のオールスター休暇では一緒にバケーションに出かけており、ポッドキャストで話したように、グリーンはかなりの感銘を受けたようだ。
グリーンは「レブロンがNBAでの19シーズン目であれだけのレベルで活躍しているのは、狂気の沙汰のようだ」と話している。
「先日、オールスター休暇で一緒だったけど、おかしかったよ。レブロンのところに行ったら、太ももに電流を流すマシンを使っていたんだ。それで僕が『本当にずっとやっているね』と言ったら、彼は『やらなきゃいけないんだ。太ももをしっかりさせないと。僕に問題があるのは知っているだろう』と言っていた。それで僕は『絶対に立ち止まらないな。いつも体や試合のことがあるんだね。びっくりするよ』と返したんだ」
原文:Lakers' LeBron James reveals why he would want to play with Draymond Green, Warriors in NBA playoffs(抄訳)