ケビン・デュラントの去就騒動が決着した。
トレーニングキャンプまで1か月、ブルックリン・ネッツのショーン・マークスGMは、公式リリースでネッツとデュラントがともに前進すると発表した。
約2か月にわたり、デュラントのトレード要求に関する報道は後を絶たず、NBA業界は停止状態だった。スーパースター級のドミノ効果があるのか、各チームが様子を見たことで、契約に関する取引が凍結されていたのだ。
今オフシーズン最大の去就劇が決着したことで、バスケットボール界はすぐに反応を見せている。
フリーエージェントのアイザイア・トーマスは、デュラントの件が決着したことが、次のチームを探す選手たちにとって朗報になり得ると安堵した様子をうかがわせた。
「やっとだ。これで僕たちはサインできるかな」
デュラントのチームメイトであるカイリー・アービングは、より不思議な表現をしている。
アービングはコービー・ブライアントが笑みを浮かべる場面をズームしたGIFを選んだ。デュラントに関するニュースへの反応かもしれないし、8月23日(日本時間24日)のブライアントの誕生日に向けたものかもしれない。
ユタ・ジャズのパトリック・ベバリーは、「このKD(デュラント)のせいで、仕事を得られない、家族を持つ選手たちがいる」と、もっと批判的な姿勢だ。この主張には、デュラント本人も反応し、両者の間でやり取りがあった。
トレーニングキャンプを経て、デュラントとネッツは10月3日(同4日)にフィラデルフィア・76ersとのプレシーズンマッチ初戦でコートに戻る。