昨季のMVPに選ばれたデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチが3月6日(日本時間7日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で、46得点、12リバウンド、11アシスト、3スティール、4ブロックと活躍した。
ヨキッチは3ポイントショット5本中3本成功を含むフィールドゴール22本中16本成功、フリースロー12本中11本成功で46得点をマーク。オーバータイムの末に138-100で勝利したナゲッツに貢献している。
以下、ヨキッチの見事なパフォーマンスにまつわる数字を見ていこう。
2:ウィルト・チェンバレンに並ぶ
ヨキッチはこれが2度目となる40得点超を含むトリプルダブル。いずれも今季に記録した。
『ESPN Stats & Info』によると、ナゲッツで40得点超を含むトリプルダブルを達成したのは、1991年のマイケル・アダムズだけだ。また、45得点トリプルダブル&FG成功率70%を達成したのは、NBAの歴史でほかにウィルト・チェンバレンしかいない。
なお、スティールとブロックのスタッツが記録された1973-74シーズン以降、この日のヨキッチのスタッツを達成したのは彼が初めてとなる。40得点超&4ブロックでトリプルダブルを達成したのは、2010年のレブロン・ジェームズ以来だ。
30:終盤の活躍
ヨキッチは第4クォーターとオーバータイムで30得点をあげた。第4Q残り3.2秒に2本のFTを沈めてタイスコアに持ち込み、オーバータイム残り1分30秒には3Pを決めて勝利を引き寄せている。
17:ミスター・トリプルダブル
ヨキッチは今季の57試合で17回のトリプルダブルを達成している。
選手 | トリプルダブル回数 |
---|---|
ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ) | 17 |
デジャンテ・マレー(スパーズ) | 12 |
ジェームズ・ハーデン(ネッツ/76ers) | 10 |
ラッセル・ウェストブルック(レイカーズ) | 9 |
ルカ・ドンチッチ(マーベリックス) | 9 |
通算のトリプルダブル達成回数は74回。通算ランキングで6位のチェンバレンに近づいている。
なお、ナゲッツはヨキッチのほかにアーロン・ゴードンが28得点、8リバウンド、2ブロック、モンテ・モリスが18得点、8アシスト、ジャマイケル・グリーンが10得点、8リバウンドを記録した。
一方、ペリカンズはブランドン・イングラムが38得点、9アシスト、CJ・マカーラムが24得点、9アシスト、ヨナス・バランチュナスが19得点、14リバウンド、デボンテ・グラハムが12得点をマークしている。
原文:By the Numbers: Nikola Jokic delivers historic stat line in Nuggets OT win vs. Pelicans(抄訳)
【今夜の注目】ニコラ・ヨキッチが46得点のトリプルダブル達成|2022.3.6