メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントが5月3日（日本時間4日）、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第2戦で見事な活躍を披露し、レブロン・ジェームズやマジック・ジョンソンから賛辞を寄せられた。
チーム最後の15得点をひとりであげるなど、モラントは今季ポストシーズン最多となる47得点を記録し、単独でチームを106-101の勝利に導いた。シリーズは1勝1敗のタイとなっている。
モラントは3ポイントショット12本中5本成功を含むフィールドゴール31本中15本成功、フリースロー13本中12本成功で47得点をマーク。さらに8リバウンド、8アシスト、3スティールを記録し、ターンオーバーは2だった。
見事なパフォーマンスに、ジェームズはツイッターで賛辞を寄せている。
「ジャがすごい！ MIP（最優秀躍進選手賞）はジャの受賞で議論の余地もなかっただろうね。この選手はまさしくスターだよ！ 本当のバスケットボール脳を持つ。あの投票にいた、バスケットボールを見たことすらないような嫌な人たちの大半とは違ってね」
「さっきも言ったが、ジャが特別すぎてMIP争いは議論にもならない。ライジングスーパースターだ」
モラントのパフォーマンスにはジョンソンも魅了されており、ロサンゼルス・レイカーズのレジェンドは絵文字つきで称賛ツイートを投稿している。
「第4Qに18得点の47得点、8アシスト。ジャ・モラント、なんということだ」。
2021年のユタ・ジャズとのファーストラウンド第2戦でも、モラントは47得点をあげている。23歳未満でプレイオフの複数試合で45得点超を達成したのは、コービー・ブライアント、ジェームズに続いて史上3人目の快挙だ。
モラントは「勝たなければいけない、勝つんだと思っていた」と話している。
「とにかくコートに立って勝つんだと自分に言い聞かせた」。