ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ、マイアミ・ヒートのレジェンドであるドウェイン・ウェイド、そして『CBS』のニュースキャスターであるダン・ラザーに共通しているのは何だろうか?
それは、彼ら全員が、6月10日(日本時間11日)に行われたNBAファイナル2022第4戦でのゴールデンステイト・ウォリアーズのステフィン・カリーに感嘆しているということだ。
ウォリアーズが107-97でボストン・セルティックスに勝利し、シリーズを2勝2敗のタイとした第4戦で、カリーはシンプルにセンセーショナルだった。3ポイントショット14本中7本成功を含むフィールドゴール26本中14本成功(53.8%)の43得点をあげ、さらに10リバウンドを記録している。
カリーは現在34歳。NBAファイナルで40得点超をあげた34歳以上の選手は、マイケル・ジョーダン、そしてジェームズに続く3人目だ。
ジェームズはカリーが自分とその偉業を分かち合ったことに気づいていたのかもしれない。自身のツイッターで、ウォリアーズのスーパースターに「常軌を逸している」と称賛した。
同じように、ウェイドもカリーに対する批判を皮肉りつつ、賛辞を寄せている。
「みんなステフ(カリー)が何者じゃないかを騒ぎ続けている。彼が何者なのかを話そうじゃないか」
ジェームズは元チームメイトであるウェイドのツイートに反応し、カリーの偉大さをさらに強調した。
「そのとおりだ! 『彼ら』は何としてでもシンプルに彼がどれだけ違うのかを認めようとしないだろうね! 稀有なことであり、稀有なことは評価されたり好まれたりしないものなんだ」
だが、第4戦におけるカリーの見事なパフォーマンスに興奮したのは、NBAの世界だけではない。試合を見ていた90歳のラザーも、「ステフ! ワオ。言葉がない」と投稿している。
原文:Dwyane Wade, LeBron James amazed by Steph Curry's Game 4 performance in NBA Finals(抄訳)