3月20日(日本時間21日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたボストン・セルティックス対デンバー・ナゲッツの一戦は、124-104でセルティックスが勝利した。セルティックスはここ24試合で21勝目となる。
セルティックスはスターコンビのジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンが活躍。ロード4連戦で1試合残して3連勝中だ。これで勝率5割超のチームとの対戦で22勝14敗としている。これはリーグ首位フェニックス・サンズに続く2位の成績だ。
最近の好調について、ブラウンは「今季序盤の僕たちは瀬戸際のようだったけど、今はすべてのピースが一緒にうまくいっており、みんなが自分らしくやれている」と話した。
「ジェイソンはアグレッシブになり続けている。自分らしくあり続けている。僕も僕らしくできている。相手が一定の形で守ってきても、試合が自分に与えてくれることをやっている」。
テイタムとブラウンは2試合連続でそれぞれが30得点超をあげた。これは今季6度目のことで、セルティックスの球団記録となる。
試合後、テイタムは「僕たちは満足しているとは言わない。でも、何を自分たちができるかは分かっていた」と述べている。
「ただそれを試合でやらなければいけなかったんだ」。
この数シーズン、次代の偉大なウィングコンビと言われながらも、これまで安定性を欠いていた2人だが、今季は試合のたびに活躍している。イメイ・ユドカ・ヘッドコーチも両選手がチーム全体を向上させる影響を及ぼしていると称賛した。
ユドカHCは「またそれぞれ30得点だ。最近の彼らはしばらくそれができている。みんなが彼らを糧にしていると思う。観客もね。それが我々の助けになっている」と話した。
「アグレッシブさを保ち、正しいプレイを続けているジェイソンとジェイレンの功績だ。ただ、プレイやショットができるように彼らにボールを届けている選手たちの功績でもある。彼らがやっていることと、その裏でみんなが自信をもってアグレッシブにやれていることの組み合わせなんだよ」。
セルティックスが20点差以上をつけて勝ったのは、ロードでは3試合連続。今季9度目となる。『ESPN Stats & Info』によれば、1968-69シーズンを上回り、ロードでの20点差超の勝利の球団記録だ。
44勝28敗のセルティックスは、テイタムが30得点、6リバウンド、7アシスト、ブラウンが30得点、6リバウンド、ペイトン・プリチャードが17得点をマークした。
一方のナゲッツ(42勝30敗)は、ニコラ・ヨキッチが23得点、8リバウンド、アーロン・ゴードンが13得点、デマーカス・カズンズが12得点、ボーンズ・ハイランドが11得点をあげている。
原文:Celtics loom as playoff dark horse as Jayson Tatum and Jaylen Brown catch fire at the right time(抄訳)