連敗回避のブラウン「セルティックスがどういうチームか分かったはず」

2022-05-04
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NBA Entertainment

イースタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦でミルウォーキー・バックスに敗れたボストン・セルティックスは、5月3日(日本時間4日)のマサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われた第2戦で勝利した。

2日前の初戦で89-101と敗れたセルティックスだが、第2戦では立ち上がりから18-3と主導権を握り、一度もビハインドを背負うことなく勝利した。

第1戦で12得点だったジェイレン・ブラウンは、第2戦で両チーム最多の30得点をあげた。

開始から9分弱で第1戦の得点を上回り、第1クォーターだけで17得点をマークしたブラウンは、前半だけで3ポイントショット5本中5本成功を含むフィールドゴール10本中9本成功で25得点を記録している。

ブラウンは「とにかくアグレッシブに、相手の守備に応じて、複雑にしすぎずにバスケットボールをした。ボールを持つたびにアグレッシブにやろうとしただけだよ」と話した。

「チームメイトたちが素晴らしいスクリーンをかけてくれ、僕がうまくやれる場所にいる時に見つけてくれたんだ。それで今夜はいくつかショットが決まってくれたのさ」。

実際は、「いくつか」ではなかった。セルティックスはプレイオフの球団記録となる43本中20本の3P成功を記録している。ブラウンとグラント・ウィリアムズ(自己最多の21得点)が6本、ジェイソン・テイタム(29得点)が5本を成功させるなど、3Pによる得点でセルティックスはバックスに60-9と大差をつけた。

これほど3Pがうまくいった鍵は、ボールの動かし方にある。セルティックスは28アシストからFG38本を成功させた。テイタムは「バックスは守備が素晴らしいチームだからね」と話している。

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「だから、最初のドライブやパスだけではオープンにならないかもしれない。でもとにかく、攻撃のたびに最善のショットを打てるようにした」。

セルティックスは主要なプレイメーカーであり、トップクラスのディフェンダーであるマーカス・スマートを欠いていた。今季の最優秀守備選手賞を受賞したスマートは、第1戦で痛めた大腿四頭筋の負傷により、試合開始数時間前に欠場が決まったのだ。

それでも、セルティックスはフィジカルなバックス相手に耐え抜いた。テイタムは「特に誰かがいない時は、別の選手が出ていくというのが僕らのアイデンティティーだ」と話している。

「穴を埋める準備を整えておかなければならない。船を前進させ続けなければいけないんだ。だから、全員がもう少し頑張らないといけないんだよ。全員でファイトしなければならない。今夜の僕らはそれができた」。

1月中旬以降、セルティックスは連敗したのが1回だけだ。ブラウンは「プレイオフでの最初の、そして真のテストだった」と述べた。

「(第1戦で敗れ)どのようにやれるかということだった。これまでのプレイオフで初めての黒星だったからね。それまで負けていなかったから、その状況から自分たちがどのように巻き返すのか、僕らの多くが少し興味深く思っていただろう。僕たちは、負けることに慣れたくない。でも良い意味で、どう反応するかがすべてなんだ。そういう時に自分たちがどういうものかが分かるのさ。今夜、セルティックスがどういうチームか分かったはずだよ」。

原文:Celtics Even Bucks Series with Game 2 Counterpunch(抄訳)

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