後がないセルティックス「これ以上ないほどのモチベーション」|NBAファイナル2022

2022-06-16
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Celtics.com

6月16日(日本時間17日)、ボストン・セルティックスは今シーズン最後となる本拠地TDガーデンでの試合に臨む。彼らにとって最も重要な試合となるだろう。

セルティックスは崖っぷちにある。ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル2022は、2勝3敗とこれ以上落とすことができない状況だ。TDガーデンでの第6戦に勝ち、サンフランシスコでの第7戦に持ち込まなければ、彼らの旅路は終わりとなる。

プレッシャーはこれ以上ない大きさだ。それでも、セルティックスの面々は準備万端と感じている。シーズンを通じて様々な困難を乗り越えてきたのは、すべてこの瞬間のための準備だったと分かっているのだ。

15日(同16日)のTDガーデンでの練習後、ジェイレン・ブラウンは「今季の僕たちはずっと困難から一歩も引かなかった」と話している。

「今も同じだと思っているよ。学んでいく中で負けることがあるのは残念だ。でも、僕たちはあらゆる経験を名誉の印と受け止めている。すべてから学び、次の試合に生かすんだ。僕たちは第6戦を楽しみにしている。勝って、第7戦に持ち込みたい」

NBAファイナルの歴史で、2勝3敗から逆転優勝したケースは16.2%しかない。だが、セルティックスはミルウォーキー・バックスとのカンファレンス・セミファイナルで、2勝3敗から逆転でシリーズを制している。

追い詰められた状況を乗り越えるのに重要なのは、必ずしも大きな調整をすることではない。それよりも、チームが得意とすることに集中し、その点でできる限り完璧であろうとすることだ。

アル・ホーフォードは「ここまでくれば、勝つチームが何をするかを考えるものだ」と話した。

「とにかく専念し、一貫してちょっとしたことを正しく続けるんだ。違うこと、違う答えを求めることもよくあるけど、自分たちが堅実であり、やるべきことをやっていれば、最高の位置に立てるはずだよ」

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第6戦に臨むチームの心構えについて、ジェイソン・テイタムは「ヒーローのスピーチみたいなものはいらない」と述べている。

「全員が気合を入れて、準備を整えなければいけない。みんな準備を整えるはずだ。まったく心配していないよ」

ホーフォードは「とにかくファイトするのがこのチームのあり方だと思う」と話した。

「選手たちがとにかく競争的なんだ。僕はウチの選手たちを信じている。もちろん、ウォリアーズは本当に良いチームだ。でも、僕らは自分たちが良い感じだと思っている」

大きな歓声が見込まれるホームであることも、自信とモチベーションにつながっている。

ブラウンは「僕たちみんな、これ以上ないほどのモチベーションだよ」と述べた。

「ホームの観客の前での第6戦、TDガーデンでの今季ラストゲームだ。これ以上言う必要はない」

原文:C's 'Have All the Motivation in the World' Heading Into Game 6(抄訳)

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