第1戦で敗れたセルティックスのテイタム「シリーズは1試合で決まるものじゃない」

2022-05-02
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NBA Entertainment

5月1日(日本時間2日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第1戦は、ミルウォーキー・バックスが101-89でボストン・セルティックスに勝利した。

昨季王者のバックスはフルコートプレスでセルティックスを守り、レーンを閉ざした。セルティックスはペイント内からの得点を20得点に抑えられ、2ポイントショットは球団最少記録の10本成功にとどまった。

12得点、10リバウンド、3アシスト、2ブロックを記録したアル・ホーフォードは、「本当に良い仕事をされた。みんな、まったく簡単にショットを打てなかった」と話している。

「もちろん、彼らが昨季の王者となったことには理由がある。守備のレベルだ。彼らを称賛しなければいけない。今夜は確かに彼らの方が良いチームだった」。

セルティックスは今季最低のフィールドゴール成功率33.3%にとどまった。アーク内からはわずか29.4%だ。3ポイントショットは50本中18本成功で成功率36.0%だった。ジェイソン・テイタムが21得点をあげた以外は、いずれも12得点以下にとどまっている。

ただ、試合終盤に向けて良い兆しが見え始めた。ドライブとキックアウトでワイドオープンの3Pの機会をつくり始めたのだ。セルティックスは第4クォーターにそこから3本のショットを沈めた。それこそ、イメイ・ユドカ・ヘッドコーチがもっと見たいと望んでいることだ。ポゼッションごとにペネトレーションやペイント内のタッチ数を増やすことが、オープンな得点チャンスを生み出すのに役立つ。

最初の一発を放ったのはバックスだが、セルティックスはまだまだノックアウトパンチではないと信じている。7試合制のシリーズでは、すぐに調整し、改善することで、様々なことがあり得ると知っているのだ。

テイタムは「シリーズは1試合で決するものじゃない。特に、第1戦で決まるわけじゃないんだ」と話した。

「彼らをたたえよう。今日は彼らの方が良いチームだった。僕たちより良いプレイで、勝利にふさわしかった。映像を確認し、体をしっかり整えて、第2戦に備えよう。そしてもっと良いプレイをする。シンプルなことだ」。

また、テイタムは、バックスの守備に急がされるのではなく、自分たちがもっと力強くボールを前に動かす必要があるとも述べた。それらを実行し、守備でプレッシャーを保てれば、3日(同4日)の第2戦でシリーズをタイにする絶好の位置につけることができるだろう。

原文:Bucks Throw First Punch, C’s Eager to Deliver the Next(抄訳)

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