ジェイレン・ブラウンによれば、「バスケットボールにおける最高の2文字は『Game 7』(第7戦)」だ。さらに2文字を加えた「Game 7 in Boston(ボストンでの第7戦)」は、さらにそれを上回るかもしれない。
ボストン・セルティックスは、ホームでの第7戦を25回経験している。ほかのどのチームも、ホームだけでなくロードを加えても、それ以上をこなしていない。そしてセルティックスはその25試合で20勝をあげてきた。彼らは、5月15日(日本時間16日)にその数を21にしたいと望んでいる。
ジェイソン・テイタムは「それがすべてを意味している」と話した。
「NBA最高の雰囲気だ。第7戦は最も大きな、最高の試合なんだよ。だから本当に楽しみだ。(第6戦で)勝つしかチャンスはなかった。そしてそうなった。生きるか死ぬかだ」。
マーカス・スマートにとっては、TDガーデン(マサチューセッツ州ボストン)で4度目の第7戦だ。スマートは「すごい騒然とするだろうね」と話した。
「ボストンでの第7戦を何度か経験したけど、ロードチームとして第7戦を(TD)ガーデンでやりたくないということは分かっている」。
第6戦で46得点をあげ、セルティックスのシーズンを救ったテイタムは、「楽しくなるだろう」と述べた。
「楽しくなるはずさ。バスケットボール最大の瞬間、大舞台なんだ。とにかくコートに立ち、楽しむことだよ」。
イメイ・ユドカ・ヘッドコーチは、多くの修正は不要と話している。11月以降、レギュラーシーズンとプレイオフで10回対戦してきた両チームは、お互いを知り尽くしているのだ。
14日(同15日)、ユドカHCは「第7戦の前から、お互いに何をするかを分かっている」と話した。
「大事なのは選手や傾向、前回の試合に関して話した小さなことのすべてだ。トランジション、オフェンシブリバウンド、ボールを大切にすることなどだよ。第5戦の第4クォーターで我々の痛手となったことだ。ここまでくると、彼らが何をしてくるか、我々はすべて知っている。逆もまた然りだ。それでも、その場その場で調整し、相手のバランスを崩すことはできると思う。試合中に可能な小さい調整で、その時に誰が良いプレイをするか次第だ」。
ブラウンは「バスケットボールにおける最高の2文字」が待ちきれない様子で、「楽しくなるだろう。素晴らしい試合の一端を担えると期待している」と意気込んだ。