必見! 今週の注目1on1マッチアップを『NBA Rakuten』でチェック: カーメロ・アンソニー vs レブロン・ジェームズほか

2019-12-03
読了時間 約4分

今週も魅力的な1on1のマッチアップがたくさん予定されている。そのいくつかを見てみよう。

注目マッチアップの試合を観るならNBA Rakuten

アンソニー・デイビス vs ニコラ・ヨキッチ

日本時間12月5日(現地4日) 午前11時
ロサンゼルス・レイカーズ vs デンバー・ナゲッツ

前回の対戦: 現地2018年11月17日

ニコラ・ヨキッチが6勝3敗とリードしているが、最後に対戦したのは2018年11月。当時のアンソニー・デイビスは優れたサポートキャストを欠くニューオーリンズ・ペリカンズでプレイしていた。今回は違う。デイビスがプレイするのは、今季わずか3敗のロサンゼルス・レイカーズだ。ただ、デンバー・ナゲッツもウェスタン・カンファレンスでそのレイカーズに次ぐ2位につけている。

『NBA Advanced Stats』のマッチアップデータによると、デイビスはヨキッチとの1on1で苦戦している。ヨキッチにマークされている時のデイビスは、フィールドゴール成功率36%の10得点なのだ。一方、ヨキッチは前回の対戦時、デイビスにマークされていた時にFG9本中5本成功の11得点を記録した。ターンオーバーも記録していない。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
デイビス 3 6 28.8 8.0 2.3
ヨキッチ 6 3 13.4 8.9 3.7

カワイ・レナード vs ヤニス・アデトクンボ

日本時間12月7日(現地6日) 午前10時30分
ロサンゼルス・クリッパーズ vs ミルウォーキー・バックス

前回の対戦: 現地2019年1月31日

11月7日(同6日)の対戦では、カワイ・レナードの疲労マネジメントのために、最も期待されるマッチアップが実現しなかった。今回は両選手が完全に健康であることが願われる。レギュラーシーズンでの対戦では、サンアントニオ・スパーズとトロント・ラプターズでプレイしたレナードが8勝3敗と大きく勝ち越している。ロサンゼルス・クリッパーズに移籍してからヤニス・アデトクンボと対戦するのは初めてだ。

彼らは2019年のプレイオフ、イースタン・カンファレンス・ファイナルでも激突した。ミルウォーキー・バックスに2勝を先行されたラプターズだが、レナードにアデトクンボをマークさせたことで、ポストシーズンの運命を大きく変えている。シリーズ最初の2試合で、アデトクンボは平均27得点、15.5リバウンド、FG成功率47.2%を記録した。だが、シリーズ残りの試合でレナードがマークしてからは、平均20.5得点、12.5リバウンド、FG成功率43.5%にとどまっている。さらに、『NBA Advanced Stats』のスタッツによると、アデトクンボは第3戦から第6戦までレナードが主に相手だった際、平均3.5得点、FG成功率33.3%という成績だった。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
レナード 8 3 19.2 6.4 2.2
アデトクンボ 3 8 15.5 8.6 3.0

 

カーメロ・アンソニー vs レブロン・ジェームズ

日本時間12月7日(現地6日) 午後12時30分
ポートランド・トレイルブレイザーズvs ロサンゼルス・レイカーズ

前回の対戦: 現地2018年10月20日

ようやくNBAに戻ってきたオールスター選出10回のカーメロ・アンソニーが加わり、ポートランド・トレイルブレイザーズは3連勝を飾っている。2003年のドラフトで全体1位指名されたレブロン・ジェームズは、3位指名だった親友アンソニーの復帰を歓迎した。その2人が、レギュラーシーズンで34回目となるマッチアップの機会を迎える。

前回の対戦は、アンソニーが10試合出場にとどまったヒューストン・ロケッツ時代。チームは勝利したが、アンソニーの役割は限られていた。『NBA Advanced Stats』のマッチアップデータによると、前回対戦時にアンソニーが主にジェームズをマークしたのは2分強で、この間にジェームズはFGを3本しか放っていない。そしてすべて失敗に終わっている。無得点だったアンソニーは1本も打っていない。ただ、興味深いことに、ポストシーズンでの5回の対戦では、互いに平均27.8得点を記録している。この5試合ではジェームズのチームが4勝1敗。親友であるNBAレジェンドの彼らが直接対決するのは、これが最後の機会になる可能性もあるだけに要チェックだ。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
アンソニー 14 19 22.2 6.5 2.8
ジェームズ 19 14 25.8 7.0 7.5

デビン・ブッカー vs ジェームズ・ハーデン

日本時間12月8日(現地7日) 午前10時
フェニックス・サンズvs ヒューストン・ロケッツ

前回の対戦: 現地2019年3月15日

NBA有数のシューティングガードの対決だ。デビン・ブッカーは大きく後れを取っている。このマッチアップでジェームズ・ハーデンは9勝1敗を記録しており、今年3月の前回の対戦でも41得点、11リバウンド、9アシストとあわやトリプルダブル達成という活躍を見せた。ロケッツが勝利したこの試合で、ハーデンは6スティールもマークしている。

2人のマッチアップは意外と多くない。『NBA Advanced Stats』のデータによると、過去2回の対戦時に主にブッカーがマークした時に、ハーデンはFG5本中3本成功の6得点を記録。一方、ブッカーは2ターンオーバーを記録したが、3ポイントショット2本とも成功の8得点をマークし、1アシストと2本のフリースロー成功も加えた。なお、フェニックス・サンズとの過去10試合で、ハーデンは平均2.1スティールも記録している。

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『Basketball Reference』による直接対決の成績

選手 平均得点 平均リバウンド 平均アシスト
ブッカー 1 9 20.1 3.0 5.4
ハーデン 9 1 33.3 6.6 8.6

原文:5 Can't-Miss Matchups: LeBron James vs. Carmelo Anthony by Michael C. Wright/NBA.com(抄訳)