NBAクリスマスゲーム2023に向けた注目の数字20

2023-12-20
読了時間 約3分
(NBA Entertainment)

NBAは引き続き、クリスマスの日に伝統のクリスマスゲームを開催する。12月25日(日本時間26日)に5試合が予定されているところだ。

ここでは、2023年のクリスマスゲームに向け、注目の試合や個人の優れたパフォーマンスなどをまとめる。


1.今年は第76回目のNBAクリスマスゲーム。NBAがクリスマスデーの試合を始めたのは、2シーズン目の1947年のことだった。

2.NBAは16年連続でクリスマスデーに5試合を開催する。

3.クリスマスデーのNBAの試合は、200以上の国と地域に50以上の言語で中継される。

4.アメリカ国内でクリスマスデーの5試合を放送するのは『ABC』と『ESPN』。13時間以上にわたる放送となる。

5.クリスマスゲームの5試合のうち、ゴールデンステイト・ウォリアーズ対デンバー・ナゲッツ、フィラデルフィア・76ers対マイアミ・ヒート、ダラス・マーベリックス対フェニックス・サンズは、2021-2022シーズンのプレイオフシリーズの再戦となる。

6.ボストン・セルティックスとロサンゼルス・レイカーズは2008年以来となるクリスマスゲームでの対戦。15年前の対戦は前年のNBAファイナルの再戦だった。レイカーズが前年度王者セルティックスの19連勝を止め、フィル・ジャクソンがヘッドコーチ通算1000勝を達成している。

7.ニューヨーク・ニックスは最多となる55試合のクリスマスゲームを戦ってきた。今年はミルウォーキー・バックスと対戦する。

8.2023年のクリスマスゲームの5試合すべてにMVP受賞経験者がいる。バックスのヤニス・アデトクンボ、ナゲッツのニコラ・ヨキッチ、ウォリアーズのステフィン・カリー、レイカーズのレブロン・ジェームズ、76ersのジョエル・エンビード、サンズのケビン・デュラントだ。

9.レイカーズ(2020年)、バックス(2021年)、ウォリアーズ(2022年)、ナゲッツ(2023年)と、ここ4シーズンのNBA王者がクリスマスゲームを戦う。

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10.ジェームズはクリスマスデーの試合で得点(460)と出場試合(17)が歴代トップ。勝利数(10)もドウェイン・ウェイドと並ぶトップタイの数字だ。

11.その他のクリスマスゲームの歴代記録保持者は、リバウンド(176)がビル・ラッセル、アシスト(145)がオスカー・ロバートソン、ブロック(25)がシャキール・オニール、スティール(29)がラッセル・ウェストブルック、3ポイントショット成功(31)がジェームズ・ハーデン。

12.クリスマスデーの最多得点は、ニックスのバーナード・キングが1984年のニュージャージー・ネッツ戦で記録した60得点。

13.その他のクリスマスゲームの記録は、リバウンド(36)がウィルト・チェンバレン(1961年)、アシスト(18)がガイ・ロジャーズ(1966年)とネイト・アーチボルド(1972年)、ブロック(8)がディアンドレ・ジョーダン(2011年)、スティール(7)がカイリー・アービング(2016)、3P成功(8)がパティ・ミルズ(2021年)となっている。

14.クリスマスデーの試合の平均最多得点記録は、トレイシー・マグレディの43.3得点。マグレディは3試合いずれも40得点超をあげた。

15.現存チームのクリスマスゲーム最高勝率は、ヒートの84.6%(11勝2敗)。現在は8連勝中だ。エリック・スポールストラHCの下でヒートはクリスマスゲーム無敗(8勝)。

16.クリスマスゲームでトリプルダブルを達成したのは、ロバートソン(4)、ジョン・ハブリチェック、ビリー・カニンガム、ジェームズ、ウェストブルック(各2)、ドレイモンド・グリーン、ケンバ・ウォーカー、ハーデン、ヨキッチの合計9選手。

17.クリスマスゲームにおけるヘッドコーチの最多勝利数は、ジャクソンとジャック・ラムジーの11勝。

18.エンビードはクリスマスデーの4試合で平均31.3得点をあげており、クリスマスゲームを2試合以上経験している現役選手では最多の数字だ。

19.昨年のクリスマスゲームでヨキッチは41得点、15リバウンド、15アシストを記録。ロバートソン、ハーデンに続き、レギュラーシーズンで3人目の40得点&15リバウンド&15アシスト超を達成した。

20.クリスマスゲーム最多勝利チームはレイカーズで24勝。ニックスの23勝をひとつ上回っている。

原文:2023 NBA Christmas Day: 20 quick facts(抄訳)
翻訳:坂東実藍