9月10日、FIBAバスケットボールワールドカップ2023の3位決定戦として、アメリカ代表対カナダ代表の試合がモール・オブ・アジア・アリーナ(フィリピン・マニラ)で行われ、カナダ代表がアメリカ代表に127-118で勝利し、史上初のメダルを獲得した。
カナダ代表は第1クォーターからオフェンスが爆発。ブルックスは前半だけで3P5本全て成功を含む21得点でチームを牽引。試合を通しても39得点(3P7/8)4リバウンド5アシストと大活躍。他にもシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが31得点6リバウンド12アシストのダブルダブル、バレットも23得点7リバウンド2アシストと自慢の得点力を存分に発揮した。これでカナダはW杯初のメダル獲得となった。
一方のアメリカ代表はエドワーズが24得点5リバウンド3アシスト、ブリッジズが19得点9リバウンド4アシスト2スティールと活躍。残り4.2秒にはブリッジズが値千金の同点スリーを決め、土壇場で同点に追いつくも、延長戦ではミスが続き、メダル獲得を逃した。これでアメリカは2大会連続で表彰台を逃す結果となった。
スコア
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | 合計 |
アメリカ | 25 | 31 | 26 | 29 | 7 | 118 |
カナダ | 34 | 24 | 33 | 20 | 16 | 127 |
試合経過・ハイライト
※内容は逆時系列。時刻は日本時間表記。
19:38 試合終了。118-127でカナダがアメリカに勝利。
19:38 リーブスのスリーは外れる。
19:37 アメリカがファールゲーム。ブルックスが2本フリースローを決める。
19:35 リーブスのスリー。118-125に。
19:34 フリースロー1本決め、115-125とカナダ10点リード。
19:33 ポーティスが2回目のアンスポーツマンライクファールで退場。
19:31 残り43.8秒。アメリカのタイムアウト。
19:30 バレットのクラッチスリー。115-124に。
19:28 ブリッジズが痛恨のパスミス。
19:26 ブルックスのジャンプショット。
19:25 ブランソンのスリーが外れるも、リーブスがファールをもらう。フリースロー2本成功で、114-118に。
19:24 ハートがファールアウト。ブランソンと交代。
19:23 ハートがファールをもらう。フリースロー1本成功。112-116。
19:22 アレクサンダーがスリーで連続得点。
19:21 アレクサンダーがミドルショットを決める。111-113に。
△OT
19:19 111-111で第4クォーター終了。
19:18 オリニクのスリーは惜しくも外れる。
19:16 カナダのタイムアウト。
19:16 ブリッジズがフリースローを1本決める。2本目をわざと外し、そのまま自分でスリーを決め、111-111でアメリカ同点!!残り0.6秒。
19:14 残り4.2秒でブリッジズがファールをもらう。
19:13 ブルックスがファールをもらう。2本とも決め、107-111と、カナダ4点リードに。
19:12 アレクサンダーのミドルシュートを決める。107-109とカナダ逆転。
19:11 ブルックスがファールをもらう。フリースロー1本決め、同点。107-107に。
19:10 エドワーズがレイアップを決め、再びアメリカ逆転。107-106に。
19:10 ブリッジズの7本目のスリー。カナダ逆転。
19:09 ブリッジズの4ポイントプレー!フリースローは外し、105-103でアメリカリード。
19:08 バレットがスリーを返す。カナダ逆転。
19:08 ハートのレイアップが決まる。
19:07 リーブスのフローターで、100-100でアメリカ同点。
19:05 アメリカのタイムアウト。
19:05 バレットがレイアップを決める。98-100と再びカナダが逆転。
19:02 ドートのプットバック。カナダも同点に追いつく。
19:01 エドワーズが1オン1からジャンプショットを決める。96-94と、アメリカ逆転。
18:59 カナダのタイムアウト。
18:59 エドワーズがシュートを外すも、オフェンスリバウンドからハリバートンの連続スリー!アメリカ同点に追いつく。
18:58 リーブスがフェイクモーションから切り込んでレイアップ。91-94と点差をつめる。
18:57 カナダのミスからハリバートンのスリー。
18:56 ブリッジズがファールをもらう。フリースロー2本成功。86-94に。
18:55 アメリカのタイムアウト。
18:52 2連続でシュートが外れるも、カナダがオフェンスリバウンドを取り、オリニクのアンドワン。フリースローも決める。
△第4クォーター
18:49 第3クォーター終了。
18:46 リーブスのミドルショットが決まる。82-91。
18:45 エドワーズのミドルショット。80-87に。
18:45 オリニクが4つ目のファール。
18:44 ウォーカーの初スリー。
18:43 オリニクのスリー。76-84に。
18:43 バレットのレイアップでさらに突き放す。
18:42 ブルックスが初めてスリーを外す。
18:41 フリースローを2本決める。73-79に。
18:40 ポーティスがアンスポーツマンライクファール。
18:38 アレクサンダーの技アリのアンドワンショット!73-77とカナダリード。
18:37 ブリッジズのスリー。
18:37 アメリカ攻撃を畳み掛けるも、パウエル、アレクサンダーのブロックで決めきれず。
18:36 エドワーズのこの試合初のスリー。70-72に。
18:35 ブルックスのパスからパウエルのダンク。
18:34 ブランソンのフローターが決まる。
18:34 バレットの2本目のスリー。
18:32 カナダのタイムアウト。
18:32 エドワーズのジャンプショット。63-65とカナダリード。
18:31 ブリッジズのアンドワン。フリースローも決める。
18:30 ブルックスの6連続スリー。58-65に。
18:29 ケスラーのダンク。
18:28 カナダのチャレンジ成功で、アメリカボールからカナダボールに。
18:26 ブルックスのスティールからアレクサンダーの得点。56-62とカナダリード。
18:26 ブルックスのレイアップ。
△第3クォーター
前半スタッツ
- アメリカ:リーブス10得点1リバウンド1アシスト、ポーティス10得点2リバウンド1アシスト、ハリバートン4リバウンド3アシスト、アメリカのFGは21/38(成功率55%)。
- カナダ:ブルックス21得点(3P5/5)3リバウンド2アシスト、アレクサンダー11得点1リバウンド5アシスト、カナダのFGは21/41(成功率51%)、3Pは9/18(成功率50%)
18:11 第2クォーター終了。56-58とカナダ2点リード。
18:11 ウォーカーのスリーは決まらず。
18:10 ブルックスの5連続スリー!21得点目!
18:09 ブルックスの4連続スリー! 54-55とカナダが再び逆転。
18:06 ブルックスがドートからアンドワン。フリースローも決める。50-48とアメリカ逆転。
18:05 ブルックスがファールをもらう。フリースロー2本成功でこの試合15得点目。
18:03 アメリカのタイムアウト。
18:02 エドワーズがファールをもらい、1本フリースローを決める。47-46とアメリカリード。
18:00 ブリッジズが再びミドルショットを決め、同点。
17:59 ブリッジズがミドルショットを決める。
17:59 アレクサンダーの超絶フローター!
17:58 アレクサンダーの技ありアンドワン。フリースローも決め、カナダ逆転。40-42。
17:57 ブルックスの3連続スリー。40-39に。
17:56 ポーティスがシュートファールをもらう。フリースロー2本成功。
17:54 カナダのタイムアウト。
17:53 ジョンソンのスリーでアメリカ逆転。19-2のランで、38-36に。
17:53 ハートが一人で持ち込み、レイアップ。
17:52 リーブスのアンドワン。フリースローも決める。33-36とアメリカが3点差に詰め寄る。
17:50 ハートのスリー。
△第2クォーター
17:47 第1クォーター終了。25-34とカナダリード。
17:46 ポーティスがショットクロックギリギリでフローターを沈める。
17:45 エジアムのスリー。
17:43 オリニクのアンドワン。フリースローも決め、19-31に。
17:42 バレットのスリー。17-28とカナダリード。
17:41 エドワーズのジャンプシュート。
17:39 アメリカのタイムアウト。
17:39 ドートの2本目のスリー。13-23とカナダ10点差リード。
17:37 リーブスのスリー。11-16に。
17:37 ドートにパウエルが合わせ、ダンク!
17:35 ブルックスの2連続スリー。6-12とカナダがリードを広げる。
17:34 アメリカのファストブレイク。ハートがレイアップを決める。
17:33 ケスラーのダンク!4-8
17:33 リーブスのレイアップで、アメリカ初得点。
17:33 ドートもスリーを決める。0-8。
17:32 ブルックスのスリーで、連続得点。
17:32 ブリッジズがアクシデントでベンチに。リーブスがコートへ。
17:30 ブルックスのレイアップでカナダ先制。
17:30 ティップオフ。カナダボール。
△第1クォーター
17:22 カナダ、アメリカの国歌演奏。
17:21 アメリカ代表の選手がアリーナに登場。
17:20 カナダ代表の選手がアリーナに登場。
△試合開始前
△試合前
スターター
アメリカ代表
- G アンソニー・エドワーズ
- G ジェイレン・ブランソン
- F ミケル・ブリッジズ
- F ジョシュ・ハート
- C ウォーカー・ケスラー
ドイツ代表
- G シェイ・キルジャス・アレクサンダー
- G ルーゲンツ・ドート
- F ディロン・ブルックス
- F RJ・バレット
- C ドワイト・パウエル
※以下、試合前時点の情報。
試合概要・対戦カード・日程・会場
- 大会名:FIBAバスケットボールワールドカップ2023
- 対戦カード:アメリカ代表 vs カナダ代表
- 日程:9月10日(日)17:30ティップオフ予定
- 会場:モール・オブ・アジア・アリーナ(フィリピン・マニラ)
放送予定(テレビ中継・インターネット配信)
- テレビ地上波:なし
- テレビBS/CS:BS日テレ
- インターネット:DAZN、Courtside 1891
※試合開催・放送予定は主催者・放送局の都合により変更になる場合があります。最新情報は各公式サイト等をご確認ください。
FIBAランキング
- アメリカ:2位
- カナダ:15位
※順位は2023年2月発表。最新ランキング一覧。
アメリカ代表選手一覧
No. | 選手 | Po. | 身長 | 年齢 | 所属 |
4 | タイリース・ハリバートン | G | 196 | 23 | インディアナ・ペイサーズ |
5 | ミケル・ブリッジズ | F | 198 | 27 | ブルックリン・ネッツ |
6 | キャム・ジョンソン | F | 203 | 27 | ブルックリン・ネッツ |
7 | ブランドン・イングラム | F | 203 | 25 | ニューオリンズ・ペリカンズ |
8 | パオロ・バンケロ | F | 208 | 20 | オーランド・マジック |
9 | ボビー・ポーティス | F | 211 | 28 | ミルウォーキー・バックス |
10 | アンソニー・エドワーズ | G | 193 | 22 | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
11 | ジェイレン・ブランソン | G | 188 | 27 | ニューヨーク・ニックス |
12 | ジョシュ・ハート | F | 193 | 28 | ニューヨーク・ニックス |
13 | ジャレン・ジャクソンJr | F | 208 | 23 | メンフィス・グリズリーズ |
14 | ウォーカー・ケスラー | C | 213 | 22 | ユタ・ジャズ |
15 | オースティン・リーブス | G | 196 | 25 | ロサンゼルス・レイカーズ |
※No.=背番号、Po.=ポジション。
コーチングスタッフ
- ヘッドコーチ:スティーブ・カー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
- アシスタントコーチ:エリック・スポールストラ(マイアミ・ヒート)
- アシスタントコーチ:タロン・ルー(ロサンゼルス・クリッパーズ)
- アシスタントコーチ:マーク・フュー(ゴンザガ大学)
カナダ代表選手一覧
No. | 選手 | Po. | 身長 | 年齢 | 所属 |
0 | ルーゲンツ・ドート | G | 191 | 24 | オクラホマシティ・サンダー |
1 | ニキール・アレクサンダー・ウォーカー | G | 196 | 24 | ミネソタ・ティンバーウルブズ |
2 | シェイ・ギルジャス・アレクサンダー | G | 198 | 25 | オクラホマシティ・サンダー |
3 | メルビン・エジアム | F | 198 | 32 | ウニカハ |
7 | ドワイト・パウエル | F/C | 206 | 32 | ダラス・マーベリックス |
9 | RJ・バレット | G | 198 | 23 | ニューヨーク・ニックス |
11 | カイル・アレクサンダー | F | 208 | 27 | ハポエル・テルアビブ |
13 | ケリー・オリニク | C | 213 | 32 | ユタ・ジャズ |
15 | ザック・イーディー | C | 224 | 21 | パーデュー大学 |
23 | フィル・スクラブ | G | 193 | 30 | ナイアガラ・リバーライオンズ |
24 | ディロン・ブルックス | F | 201 | 27 | ヒューストン・ロケッツ |
25 | トレイ・ベル・ヘインズ | G | 188 | 27 | カサデモント・サラゴサ |
※No.=背番号、Po.=ポジション。
コーチングスタッフ
- ヘッドコーチ:ジョルディ・フェルナンデス(サクラメント・キングス)
- アシスタントコーチ:ネイト・ビョークレン(トロント・ラプターズ)
- アシスタントコーチ:ナサニエル・ミッチェル(トロント・ラプターズ)