NBAは5月15日(日本時間16日)、2022-2023シーズンのカリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞のファイナリスト5名を発表した。
ノミネートされたのは以下の選手たちだ。
- ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)
- ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)
- トレイ・ジョーンズ(サンアントニオ・スパーズ)
- クリス・ポール(フェニックス・サンズ)
- グラント・ウィリアムズ(ボストン・セルティックス)
公民権運動の象徴で殿堂入りしているカリーム・アブドゥル・ジャバーの業績とレガシィ(遺産)を受けて創設された同賞のファイナリストは、その年で最も影響力を発揮して社会正義を訴え、長年にわたるNBA選手の活動の伝統を受け継いだ選手たちだ。
カリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞は、社会的正義を追求し、歴史的に取り残されたり、システム的に不利な立場に置かれてきた個人やグループに関与し、力を与え、平等を推進するというアブドゥル・ジャバー自身の生涯の使命を最も推進することに貢献した選手に与えられる。
ファイナリストは、NBAファミリーの社会正義に関するリーダーやメンバーたちで構成されたNBA社会正義王者選考委員会によって候補者から選出された。
2022-23シーズンのカリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞の受賞者は、カンファレンス・ファイナル期間中に発表される。受賞した選手には、NBAから自身が選ぶ社会正義団体に寄付するための10万ドル(約1360万円/1ドル=136円換算)が贈られる。
受賞者以外の4名の最終候補者たちには、それぞれ社会正義団体に寄付するための2万5000ドル(約340万円/1ドル=136円換算)が贈られる。
2021年に新設されたカリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞は、2020-2021シーズンにカーメロ・アンソニー、2021-2022シーズンにレジー・ブロック(ダラス・マーベリックス)が受賞した。