マイアミ・ヒートとデンバー・ナゲッツのNBAファイナル2023は6月1日（日本時間2日）、コロラド州デンバーのボール・アリーナで第1戦が行われる。
試合を翌日に控えた5月31日（同6月1日）、ナゲッツのニコラ・ヨキッチが報道陣の質疑に応じた。
――初めてのNBAファイナル、おめでとう。
ありがとう。
――バム・アデバヨとのマッチアップで特に目についたのは？ 彼のプレイを見てどう思ったか。このシリーズで対戦するのはどう大変だと思った？
バムと僕の対戦じゃないと思う。誰と誰の対戦でもない。ナゲッツ対ヒートだ。とにかく僕らは似たスタイルだと思う。全員が絡むようにするんだ。チームバスケが好きなんだよ。
僕と彼、誰かと誰かの対決ではない。ヒートとナゲッツの対戦だ。だから面白くなると思う。
――対戦相手が分かるまで待つのはどうだったか。有利に働いたのか、不利になったのか。
明日分かるよ（笑）
でもそうだね、僕たちは待っていた。この8～10日間は、プロフェッショナルな良いアプローチができたと思う。とにかく長い中断だった。僕らは良い仕事をしたと思う。準備して調子を整え、シャープさを保ち、でもしっかりと休んだ。
――自分がナゲッツのベストプレイヤーだと思うか。
難しいね。そういう時もあれば、違う時もある。僕は気にしていない。みんなそうだと思う。
僕たちのプレイでは、全員がステップアップできる。ひとつの試合だろうが、1週間のことだろうが、とにかく全員がベストプレイヤーになり得るんだ。
自分がベストだと言えるのかどうか、わからない。僕がボールを持つことが多いから、僕が決断することも多い。でも、ベストプレイヤーになれるかどうかは分からない。
――シーズンを通じ、特にプレイオフで、ナゲッツはメディからアンダードッグとされてきた。NBAファイナルで有利と見られてどう感じるか。何が違う？
誰が、僕らが有利だと言ったんだい？
僕は、僕らが有利だとは思っていない。ファイナルに有利不利はないと思う。人生で最も大変なゲームになるんだ。それに備えている。
だから、どちらが有利かなんてないと思う。間違いなく、このシリーズで自分たちが有利だとは思わない。彼らも同じだと思うよ。とにかくファイナルなんだ。ファイナルに有利なんてないと思う。