渡邊雄太 試合後一問一答「守備に関しては悪くはなかった」

2022-10-07
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NBA Entertainment

10月6日(日本時間7日)にバークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン)で行われたマイアミ・ヒートとのプレシーズン第2戦で、ブルックリン・ネッツの渡邊雄太が3得点、2ブロックを記録した。

第1クォーター途中から出場し、約21分プレイした渡邊は得点とブロックのほかにも4リバウンド、1アシストをマークし、存在感をアピールした。試合後、日本メディア向けの代表取材に応じた渡邊の一問一答をお届けする。

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1本が入った、外れたで一喜一憂している暇はない

――今日のゲームを振り返って。

渡邊:前回同様、ボールタッチ数自体は少ないのはしょうがないとして、今日はちょっとボールを持ってからの判断が良くない部分がいくつかありました。それがターンオーバーにつながったりもしてたんで、そこは反省点かなと思います。

――フィニッシュ以外は全体的に悪くなかったが、シュートの精度がもう一つだった。

渡邊:3ポイントに関しては、打つべきシュートを打っていました。入らないときは入らないですし、あれを決めなければいけない立場なんですけど、別に1本が入った、外れたで一喜一憂している暇はありません。そこに関してはそんなには気にしていないです。

――とはいえ最後に1本決めて終わったのは気分的に大きいのでは。

渡邊:そうですね、ゼロで終わるよりはやはり1本でも決めたほうが次にはつながるかなと思います。今日は全体的にめちゃめちゃ悪かったかと言われたらそんなこともないですけど、何か目立っていいことしたかって言われるとそうでもなかったので、もうちょっといろいろと仕事をしたかったですね。

――自身でも話していた『ミスができない立場』だと、思い切って行きたいときに行きづらかったり、難しい部分はあるか。

渡邊:本当に自分がコートに出ている以上、完璧にやらなければいけない立場です。それができないと、ここにはいられません。攻め気を持つことも当然大事ですし、それを持ちながらミスをしないっていうのは正直、難しい部分はあります。ただ、それは今に始まったことでもないですし、そこはもうずっとやっていかなければいけないところ。そういった意味では、今日は完璧な仕事っていうのはできていなかったですね。

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絶対にやるとわかっていのに、簡単にファウルをとられてしまったのは反省点

――欠場者がいたというのもあって、第1クォーターから出場した。事前から言われていたのか。

渡邊:どういうローテーションでいくとか、誰をどのタイミングで出すとかっていうのは一切、言われていませんでした。早いタイミングで出してもらえるっていうのはちょっとびっくりしたんですけど、だからこそ、余計にもうちょっとアピールしたかったっていうのがあります。

――流れを変えるまでには至らなかったが、2ブロックなど“らしい”と思えるプレイも随所にあった。

渡邊:今日はディフェンスに関してはそんなに悪くはなかったかなとは思います。ただ、最初、カイル(ラウリー)にファウルをとられた部分は……あれこそやっちゃいけない簡単なファウル。特に身長差があるので、あの辺でミドルシュートを打たれて決められたらしょうがないという感じで、一番やっていけないのはファウルなんです。(ラプターズ時代に)間近でずっとあれを見ていたんで、絶対にやるとわかっていたのに、簡単にファウルをとられてしまったのは反省点ですね。

――元チームメイトのラウリーと話はしたのか。

渡邊:試合前に『ブルックリンどう?』みたいな感じでちょっと話をしました。(元僚友を相手にした反省点だけに悔やみきれない様子で)さっきのマッチアップの場面は完全に、あれは絶対に彼がやるプレイ。ちょっとでも手を出すとひっかけにくるので。

――次はやり返したい?

渡邊:そうですね(笑)。

――ケビン・デュラントと初めて一緒にゲームでプレイした印象は。

渡邊:一緒にプレイした時間自体は短かったですけど、ずっと(練習で)反対のチームでやっていたので、練習を合わせても彼と一緒にプレイしたのはたぶん今日が初めてだと思います。(ネッツは)彼のチームなので、やっぱり彼にどれだけ合わせるか、彼と一緒に出ているときにいかに自分らしさを出していけるかが大事になります。

もちろん彼だけを見て、彼のところにばかりボールを集めるわけにもいかないので、自分の動きをしっかりとしながら、いかに彼に気持ちよくプレイさせるか。そういった意味では、まだまだチーム全体の連携は探り探りやっている段階なので、チームとしても、個人としても、早く直していかなきゃいけない部分かなと思います。

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