八村塁がレイカーズの球団記録に並ぶ快挙 自己最多も更新|NBAプレイオフ2023

2023-04-16
読了時間 約3分
(NBA Entertainment)

4月17日(現地時間16日)、ロサンゼルス・レイカーズの八村塁が、テネシー州メンフィスのフェデックス・フォーラムで行われたNBAプレイオフ2023のウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第1戦で途中出場し、チーム最多となる29得点を記録した。チームは128-112で勝利し、敵地でシリーズ初戦を制している。

八村は29分47秒間のプレイで3ポイントショット6本中5本成功を含むフィールドゴール14本中11本成功、フリースロー2本中2本成功の29得点。そのほか、6リバウンド、1アシストをマークしている。ターンオーバーは1、パーソナルファウルは2、出場時のチームの得失点差を示すプラスマイナスは+12だった。

3P5本成功は2021年3月16日(現地15日)のミルウォーキー・バックス戦でマークした4本を上回り、レギュラーシーズンを含めての自己最多記録更新。試投6本はプレイオフでの自己最多タイだ。29得点、FG試投14本、FG成功11本は、プレイオフにおける自己ベスト更新となる。

また、レイカーズによると、ベンチスタートからの出場で29得点は、1988年のマイカル・トンプソンと並ぶ球団最多記録タイ。35年ぶりの数字となった。

第1クォーター残り5分30秒、レブロン・ジェームズと代わってコートイン。ワシントン・ウィザーズ時代以来2年ぶり2度目のプレイオフ出場を果たす。同4分56秒、オフェンシブリバウンドからのプットバックでこの日初得点をマーク。同3分22秒には速攻からのダンクで加点する。

八村は第2Q残り9分49秒、ゴール下からのレイアップで加点すると、さらに同9分40秒にはFTを2本とも沈め、8得点としてハーフタイムを迎えた。

後半、第3Q残り5分33秒にジェームズとの交代でコートに戻ると、八村は同4分44秒に左コーナーからこの日2本目の3Pを沈めて二桁得点を達成。同4分22秒にも左ウィングから2本連続で成功させる。

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第3Q残り2分9秒に左ウィングから3本目の3Pを沈めた八村は、同1分36秒に今度は右ウィングから再び連続の3P成功。このクォーターだけで3P4本中4本成功、両軍最多の12得点をマークした。

20得点を達成して迎えた第4Q、八村は残り10分36秒にドライブからダンクを叩きこむと、同7分31秒にはターンアラウンドジャンパーを成功。2点リードで迎えた同4分15秒、オースティン・リバースのビハインド・ザ・バックのパスから3Pを沈める。

八村は残り40.9秒、ディフェンシブリバウンドを拾うと、そのまま自ら攻め上がってダンクを見舞い、29得点を達成。この八村のダンクを含め、終盤に連続15得点でグリズリーズを引き離して先勝したレイカーズに大きく貢献した。

レイカーズ(1勝)は八村のほか、リーブスが23得点、アンソニー・デイビスが22得点、12リバウンド、3スティール、7ブロック、ジェームズが21得点、11リバウンド、5アシスト、3ブロック、ディアンジェロ・ラッセルが19得点、7アシストを記録している。

一方、グリズリーズ(1敗)はジャレン・ジャクソンJr.が31得点、5リバウンド、2ブロック、デズモンド・ベインが22得点、5リバウンド、6アシスト、ジャ・モラントが18得点、6リバウンド、ディロン・ブルックスが15得点をマークした。

第2戦は4月20日 午前8時30分(現地19日)、再びフェデックス・フォーラムで行われる。

【動画】八村塁が29得点の大活躍

 

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