ブロニー・ジェームズが、『Nike』ブランドとジェームズ家のつながりを保った。
10月10日(日本時間11日)、ナイキ社はレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の息子ブロニーと、NIL(Name 名前、Image 画像、Likeness 肖像)契約を結んだことを発表した。
ナイキ社はほかにも2023年組のナンバーワン選手DJ・ワグナー、アイオワ大学女子のケイトリン・クラーク、スタンフォード大学女子のヘイリー・ジョーンズ、シエラキャニオン高校女子のジュジュ・ワトキンズとNIL契約を結んだ。
ブロニー・ジェームズとの契約内容の詳細は公表されていない。だが、父親とともにナイキ・ファミリー入りしたことは確かだ。
ナイキ社の公式リリースで、ブロニー・ジェームズは「物心がついた時から、ナイキは自分のファミリーの一員でした」と話している。
「彼らとチームを組み、コートとコミュニティにおける家族のレガシィ(遺産)を続けられる機会は素晴らしいものです。自分にとって本当に多くを意味しています」
レブロン・ジェームズとナイキの歴史
ジェームズ・ファミリーとナイキの歴史を考えれば、ブロニーの契約は驚きではないだろう。
レブロン・ジェームズがドラフトで指名された2003年、ナイキは当時18歳の彼と7年9000万ドル(約130億5000万円/現在の1ドル=145円換算、以下同)という、リーグのルーキー史上最大のシューズ契約を結んだ。
年間1200万ドル超(約17億4000万円)というこのルーキー契約は、2019年にジョーダン・ブランドがザイオン・ウィリアムソンと5年7500万ドル(約108億7500万円)、年間1500万ドル(約21億7500万円)の契約を結ぶまで最高額だった。
また、ジェームズは2015年、『Forbes』によると年間3200万ドル(約46億4000万円)という生涯契約をナイキと結んで歴史をつくっている。
原文:Bronny James joins Nike family at same age as LeBron with NIL endorsement deal(抄訳)