レブロンや首脳陣が巻き返しを楽観するウェストブルック 「望まれているかは重要じゃない」

2022-09-27
読了時間 約2分
(NBAE via Getty Images)

ロサンゼルス・レイカーズでの1年目が失望のシーズンに終わり、ラッセル・ウェストブルックはロサンゼルスでの今後だけに集中している。チームメイトたちやレイカーズの幹部も、ウェストブルックとの将来に関して楽観的であるようだ。

オフシーズンを通じ、ウェストブルックは絶えずトレードが噂されていた。ロサンゼルスでの日々は限られていると考える人は多かった。だが騒ぎは収まり、チームが9月26日(日本時間27日)のメディアデーを迎え、ウェストブルックは仕事に取りかかる準備を整えている。

夏にトレードが騒がれただけに、ウェストブルックがまだロサンゼルスにいることを望んでいるかを疑問に思うのは当然のことだ。だが、本人は変わりないと述べている。

ウェストブルックは報道陣に「正直、自分が望まれているかは全然重要じゃない」と話した。

「プロフェッショナルでいることが僕の仕事だ。これまでずっとやってきたように、仕事をしに来て、自分にできる最善のかたちで自分の仕事をする。それだけさ」

ウェストブルックは「みんなそれぞれの仕事で、自分を望まない人がいたりするだろう。僕がすべきは自分の仕事だ。それから、家族を大切にし、支えられるように、自分にできる最善のかたちで仕事をしなければいけない」と続けた。

レイカーズで2年目のウェストブルックだが、現行契約の最終年を迎える。2022-23シーズンに4700万ドル強(約67億6800万円/1ドル=144円換算)を手にし、34歳となる来年夏にフリーエージェントとなる。

ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者との直近のインタビューで、ウェストブルックは昨季のコート上での苦戦について話した。この時も自分がロサンゼルスで望まれているかに関して同じ考えを明かしており、「どれだけ僕らが素晴らしくなれるのか、アンソニー(デイビス)やレブロン(ジェームズ)、僕自身がどれくらい止められない存在になるのか、すごく楽しみにしている」と述べた。

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昨季のレイカーズは33勝49敗でポストシーズンを逸失。デイビス、ジェームズ、ウェストブルックが一緒に出場したのは、21試合にとどまった。

先日、少なくとも2023-24シーズンまでの延長契約をレイカーズと結んだジェームズは、ウェストブルックの巻き返しを楽観しているようだ。

ジェームズは「今年も彼と一緒に旅することを楽しみにしている」と述べた。

「彼にとって素晴らしい1年になるだろう。僕らはすぐそばにいる。ここにいるよ。明日から始まる。大事なのは仕事をするということだけだ」

レイカーズのロブ・ペリンカGMや就任1年目のダービン・ハム・ヘッドコーチも、ウェストブルックに強く期待している。

昨季のウェストブルックは平均18.5得点、7.4リバウンド、7.1アシストを記録したが、チームメイトたちとの適応の難しさは数字に表れていない。そのケミストリーのなさがトレードの噂につながった。今季のレイカーズが直面する最大の問題だ。

レイカーズンにとって良い点は、昨季よりも悪くなることはあまりないということだ。少なくとも、チームが事態を打開できるという楽観的な見方がある。

原文:LeBron James, Darvin Ham believe Russell Westbrook is primed for bounce back year with Lakers(抄訳)

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