4月9日(日本時間10日)に2022-2023シーズンのNBAレギュラーシーズン最終戦が行われ、プレイオフ、プレイイン・トーナメント出場チームが確定した。
激戦となったウェスタン・カンファレンスでは、ロサンゼルス・クリッパーズとゴールデンステイト・ウォリアーズのプレイオフ進出が決定。ロサンゼルス・レイカーズ、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ニューオーリンズ・ペリカンズ、オクラホマシティ・サンダーがプレイイン・トーナメントに出場する。
前日終了時点で5位だったクリッパーズと6位だったウォリアーズは、負ければプレイイン・トーナメントに回る可能性もあったが、フェニックス・サンズ、ポートランド・トレイルブレイザーズを相手にいずれも勝利した。
第4シード確定で主力不在だったサンズを相手に、第3クォーター終盤で二桁点差をつけられたクリッパーズだが、第4Qにカワイ・レナードの12得点などで逆転。119-114と競り勝って5位の座を保ち、プレイオフ・ファーストラウンドでサンズと対戦することが決まっている。
ウォリアーズは第1QにNBA記録となる55得点とブレイザーズを圧倒。前半だけで31点と大量リードを奪うと、56点差の快勝で第6シードを獲得。ファーストラウンドで第3シードのサクラメント・キングスと対戦することになった。
八村塁が所属する7位レイカーズは、ホームでユタ・ジャズを128-117と下したものの、ウォリアーズの勝利で6位浮上ならず。プレイイン・トーナメントでプレイオフ進出を目指す。
勝てば5位浮上の可能性もあった8位ペリカンズと9位ウルブズの対戦は、26得点、13リバウンド、4スティール、4ブロックを記録したアンソニー・エドワーズが目立ち、ホームのウルブズが113-108で勝利。順位が入れ替わり、ウルブズが8位、ペリカンズが9位でプレイイン・トーナメントを戦うこととなった。
一方、イースタン・カンファレンスは前日までに10位までの順位が確定。ミルウォーキー・バックス、ボストン・セルティックス、フィラデルフィア・76ers、クリーブランド・キャバリアーズ、ニューヨーク・ニックス、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツがプレイオフに進出している。
マイアミ・ヒート、アトランタ・ホークス、トロント・ラプターズ、シカゴ・ブルズの7~10位チームは、プレイイン・トーナメントでそれぞれプレイオフ進出を目指すことになった。
最終順位表はこちら。プレイイン・トーナメントは4月11日(同12日)~14日(同15日)、プレイオフは4月15日(同16日)からスタートする。
NBAプレイオフ2023 1回戦の組み合わせ
イースタン・カンファレンス
第1シード ミルウォーキー・バックス
vs
第8シード 未定
第2シード ボストン・セルティックス
vs
第7シード 未定
第3シード フィラデルフィア・76ers
vs
第6シード ブルックリン・ネッツ
第4シード クリーブランド・キャバリアーズ
vs
第5シード ニューヨーク・ニックス
プレイイン・トーナメント(イースト)
7位 マイアミ・ヒート vs 8位 アトランタ・ホークス
※勝者が第7シードに
9位 トロント・ラプターズ vs 10位 シカゴ・ブルズ
※勝者とヒートvsホークスの敗者が対戦、勝者は第8シードに
ウェスタン・カンファレンス
第1シード デンバー・ナゲッツ
vs
第8シード 未定
第2シード メンフィス・グリズリーズ
vs
第7シード 未定
第3シード サクラメント・キングス
vs
第6シード ゴールデンステイト・ウォリアーズ
第4シード フェニックス・サンズ
vs
第5シード ロサンゼルス・クリッパーズ
プレイイン・トーナメント(ウェスト)
7位 ロサンゼルス・レイカーズ vs 8位 ミネソタ・ティンバーウルブズ
※勝者が第7シードに
9位 ニューオーリンズ・ペリカンズ vs 10位 オクラホマシティ・サンダー
※勝者とレイカーズvsウルブズの敗者が対戦、勝者は第8シードに