浮き沈みの激しいロサンゼルス・レイカーズのシーズンには逆境が多いが、救われる日は近いかもしれない。
今シーズン、最高の調子を取り戻したアンソニー・デイビスは、12月16日(日本時間17日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦で足を負傷して退場するという不運に見舞われた。今シーズンのデイビスは、スーパースターの呼び名にふさわしく、1試合平均28.1得点、12.4リバウンド、2.2ブロック、フィールドゴール成功率59.3%を記録していた。
デイビスの負傷以来、レイカーズは7試合中5試合に敗れ、スタービッグマン抜きでかなりの苦戦を強いられている。しかし、最新のニュースによると、デイビスは順調に回復しており、予想よりも早い復帰の可能性が示唆されている。
デイビスのケガの状況について確認しておこう。
アンソニー・デイビスのケガは?
デイビスは、12月16日(同17日)のデンバー戦ので右足を負傷して途中退場した。『ESPN』のデイブ・マクメナミン記者によると、デイビスは「足に違和感を覚えていた」が、怪我が深刻ではないことに「希望」があるとのことだった。
デイビスは第1クォーター、ニコラ・ヨキッチを相手にポストで得点した際に負傷。リバースレイアップを決めた後、足を引きずりながら立ち上がった。ハーフタイムまで試合には残ったものの、引き続き足を引きずっており、違和感があるのは目に見えていた。その後、第3Qのスタート時点で退場が決定した。
デイビスが負傷したと思われるプレイはこちら。
アンソニー・デイビスの離脱期間は?
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は当初、デイビスが右足のケガのために「少なくとも1か月」欠場する見込みであると発表した。シャラニア記者は、のちにレイカーズが 「無期限の欠場に備えている」と付け加えた。
レイカーズは約1週間後に最新の情報を発表し、デイビスが右足のストレス骨折で無期限の離脱を余儀なくされることを明らかにしている。
さらに12月30日(同31日)、『ESPN』のマクメナミン記者は、レイカーズのダービン・ハム・ヘッドコーチがデイビスのケガについて「一番大きいのは、痛みがほぼなくなってきていることだ」と述べ、復帰に向けて順調に回復していると話したと前向きな情報を提供した。
レイカーズの今後数週間のスケジュールは以下の通り。
※( )内は日本時間
- 1月2日(3日午前9時):シャーロット・ホーネッツ戦
- 1月4日(5日午後12時):マイアミ・ヒート戦
- 1月6日(7日午後12時30分):アトランタ・ホークス戦
- 1月7日(8日午後12時):サクラメント・キングス戦
- 1月9日(10日午前11時):デンバー・ナゲッツ戦
- 1月12日(13日午後12時):ダラス・マーベリックス戦
- 1月15日(16日午前11時30分):フィラデルフィア・76ers戦
- 1月16日(17日午後12時30分):ヒューストン・ロケッツ戦
- 1月18日(19日午後12時30分):サクラメント・キングス戦
アンソニー・デイビスの2022-23シーズンの欠場状況
- 10月28日(同29日)ミネソタ・ティンバーウルブズ戦(腰の張りのため)
- 11月26日(同27日)サンアントニオ・スパーズ戦(左ふくらはぎ打撲のため)
- 12月7日(同8日)トロント・ラプターズ戦(新型コロナウイルス以外の病気のため)
- 12月18日(同19日)から現在まで8試合(右足のケガのため)
アンソニー・デイビスのキャリアスタッツとハイライト
1試合平均出場時間34.4分、24.0得点(FG成功率51.8%、3P成功率30.3%)、10.3リバウンド、2.4アシスト、2.3ブロック、1.9ターンオーバー
原文:How long is Anthony Davis out? Foot injury timeline, return date, latest updates on Lakers star
翻訳:YOKO B Twitter:@yoko_okc