日本時間2月18日(現地17日)からユタ州ソルトレイクシティで開催されているNBAオールスター2023、2日目の19日(現地18日)に行われたスラムダンクコンテスト『AT&Tスラムダンク』は、フィラデルフィア・76ersのマック・マクラングが満点を3回出して優勝した。
マクラングは1本目で片方が肩車した2人を飛び越えながらボールを受け取り、バックボードに一度当ててから叩き込むダンクを披露。最後は1回転半のダンクを見せ、ジャッジやコメンテーター、サイドラインにいた選手たちやアリーナの観客ら全員を沸かせた。
『TNT』でアナリストを務めていたドレイモンド・グリーン、レジー・ミラー、ケニー・スミスは、すぐにマクラングのパフォーマンスを称賛。24歳のマクラングがダンクコンテストを救ったとまで口にした。
マクラングらのダンクコンテストの様子はこちらからチェックしてほしい。
スラムダンクコンテストのマクラングに対するリアクション
NBA関係者たちもすぐにマクラングのパフォーマンスにツイッターで反応した。
ステフィン・カリー
「高校時代にダンクの怪物と言われた男は、まだリーグでこれからだ。でももうダンクコンテストでトロフィーを獲得した! 現実じゃないみたいだ」
マジック・ジョンソン
「個人的には、マクラングは今夜のパフォーマンスでスラムダンクコンテストを救ったと思う。ショーにしてくれたね!」
タイソン・チャンドラー
「これはすごい! マクラング、おめでとう」
モー・バンバ
「来年もダンクコンテストに出てくれ!」
ニコラ・バトゥーム
「マクラングの跳躍はクレイジーだよ」
ルー・ウィリアムズ
「ダンクコンテストについては自分が間違えていた」
「マクラング効果」
「マクラングが本当にやってのけた」
ネイト・ロビンソン
「ダンクコンテストはもうあそこで終わらせるべきだ。もうダンクはなしだよ。あそこからどうやってスタートできるっていうんだ?」
マック・マクラングとは?
マクラングは76ersと2ウェイ契約を結んでいる6フィート2インチ(約188センチ)のガードだ。2ウェイ契約選手なので、Gリーグ傘下のデラウェア・ブルーコーツでもプレイしている。
2021年のNBAドラフトでは指名外だったが、マクラングはGリーグの道をたどり、2021-2022シーズンはロサンゼルス・レイカーズの参加サウスベイ・レイカーズで大半を過ごした。Gリーグの新人王に選出されている。
昨シーズンはNBAでも2試合に出場しており、そのうちの一つはレイカーズでのシーズン最終戦で、リバースダンクを決めていた。
2022年のオフシーズンはゴールデンステイト・ウォリアーズと無保証契約を結び、その後放出されてから、76ersとエグジビット10契約を結んだ。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者は2月15日(現地14日)、マクラングが76ersと2ウェイ契約で合意し、NBAの夢に一歩近づいたと報じていた。
原文:Stephen Curry, Magic Johnson & others react to Mac McClung's NBA All-Star Dunk Contest performance(抄訳)