5月5日(日本時間6日)、アリゾナ州フェニックスのフットプリント・センターで行われたウェスタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦、デンバー・ナゲッツ対フェニックス・サンズの一戦は、121-114でサンズが勝利し、シリーズを1勝2敗とした。
第2戦で左そけい部を負傷したクリス・ポールが欠場し、キャメロン・ペインが代わりに先発出場したサンズは前半、デビン・ブッカーがフィールドゴール15本中12本成功で27得点。ケビン・デュラントも21得点をあげ、15点をリードする。
後半に入って第3クォーターに一時逆転を許したサンズだが、2点差をつけて第4Qを迎えると、開始からデュラントの速攻からのダンク2本などで連続9得点。リードを11点に広げ、追いつかれることなく逃げ切った。
サンズ(1勝2敗)はブッカーが3Pポイントショット8本中5本成功を含むFG25本中20本成功の47得点、6リバウンド、9アシスト、3スティール、デュラントがFG31本中12本成功、フリースロー16本中14本成功の39得点、9リバウンド、8アシストを記録している。
第4Q序盤に貴重な3Pを沈めたペインは7得点、6リバウンドをマーク。また、モンティ・ウィリアムズ・ヘッドコーチはテレンス・ロス、ジョック・ランデール、TJ・ウォーレンといったベンチメンバーの出場時間を増やした。ランデールは6得点、9リバウンドを記録している。ウォーレンは終盤に重要な得点でサンズがリードを保つのに貢献した。
ブッカーは「子どものころに夢見ていたすべてだ」と述べている。
「人生の多くをささげてきた。若いころに家族から離れてね。こういう瞬間にいようとするためだ」
また、開始からFG9本中1本成功だったが、その後22本中11本成功を記録したデュラントは、「ショットが決まらないとフラストレーションを感じる。自分はそのために稼がせてもらっているからだ」と話した。
「でも、とにかく理解し、突き進まなければいけない時があるんだ」
一方、ナゲッツ(2勝1敗)はジャマール・マレーが32得点、6リバウンド、5アシスト、ニコラ・ヨキッチが30得点、17リバウンド、17アシスト、マイケル・ポーターJr.が21得点、12リバウンド、ブルース・ブラウンが11得点を記録している。
マイケル・マローンHCはブッカーに対する守備が「受け入れられない」ものだったと叱責。リム付近でのジャンプショットやレイアップをたびたび許したことで、「数学専攻じゃなかったが、本当にかなりの割合だったんじゃないか」と話した。
「我々はもっともっと良くならなければいけない」
第4戦は7日(同8日)、再びフットプリント・センターで行われる。