5月6日(日本時間7日)、フロリダ州マイアミのカセヤ・センターで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦、ニューヨーク・ニックス対マイアミ・ヒートの一戦は、ヒートが105-86で勝利し、シリーズを2勝1敗とした。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 | |
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NYK | 21 | 23 | 26 | 16 | 86 |
MIA | 29 | 29 | 29 | 18 | 105 |
ボックススコア|配信 |
ヒートは足首の負傷で第2戦を欠場したジミー・バトラーが先発で復帰。第1クォーターに10得点をあげる。ニックスが開始からフィールドゴール17本中4本成功だったのに対し、FG15本中10本を沈めたヒートは、第1Qで8点のリードを奪う。
攻守両面で主導権を握ったヒートは、第2Q立ち上がりにダンカン・ロビンソンの3ポイントショットで11点差とすると、その後は二桁点差を維持。プレイオフでのニックス戦における球団最多記録となる58得点を前半にあげると、後半も逃げ切ってシリーズをリードした。
ヒート(2勝1敗)はバトラーが28得点、マックス・ストゥルースが19得点、バム・アデバヨが17得点、12リバウンド、カイル・ラウリーが14得点を記録している。
3P成功率22%、FG成功率39%にとどまったヒートだが、守備でニックスの3P成功率も20%、FG成功率34%に抑えている。バトラーは「勝てるのはショットを決めた時じゃなく、守れた時だといつも言っている」と話した。
「これはそういう試合のひとつだ」
ラウリーは「様々なかたちで勝たなければいけない」と述べている。
「長いこと何度も言っているが、プレイオフではすべての試合がまったく違うんだ。今回は僕らが彼らを抑えた試合だった。1点差や2点差だろうが、20点差だろうが、大事なのは何があっても勝つことなんだよ」
一方、ニックス(1勝2敗)はジェイレン・ブランソンが20得点、6リバウンド、8アシスト、ジョシュ・ハートが15得点、12リバウンド、RJ・バレットが14得点、イマニュエル・クイックリーが12得点、ジュリアス・ランドルが10得点、14リバウンドをマークした。
トム・シボドー・ヘッドコーチは「序盤に止めることができず、楽に得点できなかった」と話している。
「我々はその代償を払ったんだ」
ランドルは「正しい道に戻り、次の試合ではショットを決める方法を見つけて勝ちたい」と述べた。
第4戦は8日(同9日)、再びカセヤ・センターで行われる。