バトラー「僕を含めてヒートはもっとリムにアタックしなければいけない」|NBAファイナル2023

2023-06-02
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(NBA Entertainment)

6月1日(日本時間2日)、コロラド州デンバーのボール・アリーナで行われたNBAファイナル2023第1戦は、デンバー・ナゲッツが104-93でマイアミ・ヒートに勝利した。

ヒートはチーム全体でフリースロー試投が2本にとどまった。13得点、7リバウンド、7アシストを記録したジミー・バトラーも、FT試投はひとつもない。

試合後、バトラーが報道陣の質疑に応じた。

――特にボストン・セルティックスとの東地区決勝第7戦を敵地で戦ったばかりということもあり、ここまでの移動や高地のことなど、今夜は肉体的にどうだった?

素晴らしい感じだったよ。みんなそうだったと思う。いくつかショットを落としてしまった。少し戻れなかったところがあるが、全般的にはみんな良い感じだったと思う。みんなよく動いていた。ただ試合を落としてしまったということだ。

――試合を通じて攻撃でリズムをつかむのにあれほど苦しんだ理由はなぜだと思う?

おそらく僕を筆頭に、リムにプレッシャーをかけたり、レイアップを狙ったり、フリースローを獲得するよりも、ジャンプショットをたくさん打ったからだと思う。

チームとしてそれじゃダメだと言っているんじゃない。ただ、もっとレイアップやFTが必要ということだ。ミスをして戻らなければ、いつだってすぐに試合はどうにもならなくなる。僕らはあまりに多くのレイアップをあきらめてしまった。それではいけない。

でも、全体としてということだよ。僕らはもっとリムにアタックしなければいけない。僕を含めてね。

――あなたはしばらく前からオールラウンドなプレイをしている。頭を下げて攻撃し、相手がすることに応じてではなく、自分で何かを起こそうとするのに、どう気持ちのバランスを試合中にとっているのか?

その点はうまくやれたと思っている。いつもチームメイトたちにパスを出すようにするよ。彼らのことをすごく信じ、信頼しているんだ。ショットを決めてくれるはず、決まらなくても次のプレイを決めてくれるはずだとね。

僕らはシーズンを通じてそういうプレイをしてきた。ファイナルだからといってそれが変わることはない。僕はもう少しアグレッシブにならなければいけないかもしれない。リムにプレッシャーをかけなければいけない。僕のFTがなかったのは、ほかの誰でもなく僕のせいだ。

だから、必ず僕らは次の試合で修正する。でも、それができるのは自分だけだ。