NBAは5月11日(日本時間12日)、ミルウォーキー・バックスのドリュー・ホリデーが、2022-2023シーズンのトワイマン・ストークス・チームメイト賞に選出されたことを発表した。2年連続、ここ4年で3回目の受賞となる。
2012-13シーズンから開始された同賞は、利他的なプレイ、ほかのNBA選手にとってメンターやお手本になるようなコート内外でのリーダーシップ、チームへの献身性を最も体現したチームメイトに与えられる。
ホリデーはニューオーリンズ・ペリカンズに在籍していた2019-20シーズン、そして昨シーズンに続き、3回目の受賞だ。
チームメイト賞の候補者はリーグの幹部会によって12名(各カンファレンスから6名)選出され、300人以上の現役のNBA選手の投票で最終候補者たちから受賞者が選ばれた。
ホリデーのほか、最終候補にはミケル・ブリッジズ(ブルックリン・ネッツ)、ダリアス・ガーランド(クリーブランド・キャバリアーズ)、ユドニス・ハズレム(マイアミ・ヒート)、デリック・ローズ(ニューヨーク・ニックス)、グラント・ウィリアムズ(ボストン・セルティックス)、ハリソン・バーンズ(サクラメント・キングス)、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、アーロン・ゴードン(デンバー・ナゲッツ)、ジャレン・ジャクソンJr.(メンフィス・グリズリーズ)、デイミオン・リー(フェニックス・サンズ)、デイミオン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)が選出されていた。
NBAで14年のキャリアを持つベテランのホリデーは、NBA選手たちによって2020-21シーズンのNBAスポーツマンシップ賞に選出された。2021年6月には新設されたカリーム・アブドゥル・ジャバー社会正義賞(カリーム・アブドゥル・ジャバー・ソーシャル・ジャスティス・チャンピオン・アワード)の最終候補にも選ばれている。2020年には、妻であり女子サッカー元アメリカ代表選手であるローレンとともに、複数のコミュニティにおける社会経済的不平等に対処するための基金『ドリュー&ローレン・ホリデー・ソーシャル・ジャスティス・ファンド』を設立した。
今季のオールスターに選出されたホリデーは、レギュラーシーズンにリーグ最高成績を収めたバックスで、1試合平均19.3得点、5.1リバウンド、7.4アシストを記録している。
原文:Jrue Holiday named Twyman-Stokes Teammate of the Year(抄訳)