4月26日(日本時間27日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第5戦、ニューヨーク・ニックス対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、106-95でニックスが勝利し、シリーズ4勝1敗で東地区準決勝進出を決めた。
ニックスは第2クォーター終盤、キャリス・ルバートのジャンプショットをブロックしようとしたジュリアス・ランドルが着地時に左足首を負傷。ロッカールームに下がったランドルは、そのまま後半を欠場している。
だが、10点リードでハーフタイムに突入したニックスは、ランドルと代わったオビ・トッピンが第3Qだけで12得点をマーク。リードを18点に広げ、第4Qも6点差以上は詰め寄らせずに逃げ切り、2013年以来となるカンファレンス・セミファイナル進出を果たした。
ニックス(4勝1敗)はジェイレン・ブランソンが23得点、RJ・バレットが21得点、イマニュエル・クイックリーが19得点、ランドルが13得点、6アシスト、ミッチェル・ロビンソンが13得点、18リバウンド(11オフェンシブリバウンド)、3ブロック、トッピンが12得点を記録している。
父親リックが1999年から2001年までニックスでプレイしたブランソンは、「今日そのことを考えていた。父がここでプレイしたのを知っているから、本当にクールな経験だよ」と喜んだ。
「父はチームを引っ張っていたわけじゃない。でも、ファイナルまで進んだチームにいた人だ。本当に特別だよ」
トム・シボドー・ヘッドコーチは「街やリーグにとっての意味だけじゃなく、ニックスの伝統だ」と話した。
「我々には最高のファンがおり、最高の街と最高のアリーナがある。彼ら(MSGのファン)はチームのプレイぶりに応えてくれた。ハードでスマートなプレイだ。団結して戦っているんだよ」
一方、キャバリアーズ(1勝4敗)はドノバン・ミッチェルが28得点、7リバウンド、5アシスト、ダリアス・ガーランドが21得点、ルバートが17得点、5リバウンド、アイザック・オコーロが10得点をマークした。
ミッチェルは「正しく終われなかったと感じているよ」と述べている。
「彼らは僕らを上回った。シンプルにそういうことだ。彼らは仕事をし、僕らはしなかった。個人的にも、このグループにとって必要とされる選手でいられなかったと感じている。活躍できなかった」
東地区第5シードのニックスは、カンファレンス・セミファイナルで第1シードのミルウォーキー・バックスと第8シードのマイアミ・ヒートの勝者と対戦。バックスとヒートのファーストラウンドは、3勝1敗でヒートがリードしている。