ニックスがキャバリアーズに競り勝つ 敵地で白星スタート|NBAプレイオフ2023

2023-04-16
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(NBA Entertainment)

4月15日(日本時間16日)、オハイオ州クリーブランドのロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、ニューヨーク・ニックス対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、101-97でニックスが勝利した。

ニックスは3月29日(同30日)に足首を負傷し、試合前まで出場可否が不透明だったジュリアス・ランドルが先発出場。前半はジェイレン・ブランソンがファウルトラブルに苦しみ、出場約7分にとどまるも、チームは5点をリードしてハーフタイムを迎える。

第4クォーターでドノバン・ミッチェルに14点を献上し、残り2分12秒で逆転されたニックスだが、後半に21得点をあげたブランソンが終盤にいくつか重要なショットで得点。2点リードで迎えた残り9.7秒のブランソンのショットは決まらなかったが、ランドルがリバウンドを拾うと、残り4.3秒でファウルされたクエンティン・グライムズがフリースローを2本とも沈めて競り勝った。

敵地で先勝したニックス(1勝)は、ブランソンが27得点、ランドルが19得点、10リバウンド、ジョシュ・ハートが17得点、10リバウンドを記録している。

トム・シボドー・ヘッドコーチは「最後にリバウンドモンスターのジュリアスがやってくれたことは、どれだけ称賛しても足りないくらいだ」と、大事な局面でリバウンドを拾ったランドルをたたえた。

「あのリバウンドは大きかった。本当に大きかったよ」

ランドル自身は「めちゃくちゃ疲れていた。でも、あそこで大事なのはとにかく勝つことだったんだ」と話している。

一方、5年ぶりのプレイオフでホームでの初戦を落としたキャバリアーズ(1敗)は、ミッチェルが38得点、5リバウンド、8アシスト、ダリアス・ガーランドが17得点、4スティール、ジャレット・アレンが14得点、14リバウンドをマークした。

ミッチェルは「まず、これで世界が終わるわけじゃない。すぐに取り戻さないと」と話している。

「ここで残念がり、動じて、落ち込んでいる暇はない。1試合でしかないんだ。僕らは応じてみせる」

第2戦は4月18日(同19日)、再びロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われる。

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