セルティックスが敵地で76ersを下してシリーズ2勝1敗 テイタム27得点|NBAプレイオフ2023

2023-05-06
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(NBA Entertainment)

5月5日(日本時間6日)、ペンシルバニア州フィラデルフィアのウェルズ・ファーゴ・センターで行われたイースタン・カンファレンス・セミファイナル第3戦、ボストン・セルティックス対フィラデルフィア・76ersの一戦は、114-102でセルティックスが勝利し、シリーズを2勝1敗とした。

試合前には76ersのジョエル・エンビードのMVP受賞セレモニーが行われ、NBAコミッショナーのアダム・シルバーからトロフィーが授与された。「僕のパパはMVP」と書かれたTシャツを着た息子が近寄ると、観客のMVPチャントの中、エンビードは抱き抱えて涙をぬぐい、「正直、自分がここにいられるのは本当に彼が理由だ」と話している。

「父親になったことで人生はまったく変わった。とにかく息子に良い模範であることを見せたかった」

だが、試合は立ち上がりにセルティックスが二桁点差をつけて主導権を握った。第3クォーターに2点差まで追い上げられるも、ジェームズ・ハーデンが2本連続でフィールドゴールを失敗したのに対し、ジェイレン・ブラウンの3点プレイで再びリードを8点に広げる。

第4Qも詰め寄られるたび、マルコム・ブログドンやアル・ホーフォードの3ポイントショットで突き放すと、終盤にジェイソン・テイタムが連続でジャンプショットや3Pを沈めて逃げ切った。

セルティックス(2勝1敗)はテイタムが27得点、10リバウンド、5アシスト、ブラウンが23得点、7リバウンド、5アシスト、ホーフォードが17得点、7リバウンド、マーカス・スマートが15得点、3スティール、ブログドンが15得点、6アシスト、デリック・ホワイトが13得点、6リバウンドを記録している。

セルティックスのジョー・マズーラ・ヘッドコーチは「とにかくできるだけ彼に仕事をさせないようにしている」と話した。

「彼にフリースローを打たせないようにしている。選手たちはとにかくそういう細部のために仕事しているんだ」

一方、76ers(1勝2敗)はエンビードが30得点、13リバウンド、4ブロック、ハーデンが16得点、6リバウンド、11アシスト、ディアンソニー・メルトンが14得点、8リバウンド、タイリース・マクシーが13得点、6リバウンド、ジョージ・ニアンが10得点をマークしている。

エンビードは「とにかく僕らはあまりにボールを長く持ちすぎたんだ」と述べた。

「アクションを始めるのが速くなかった。だからスローに見えるんだ。得点できなかった。ショットを決められなかった」

第4戦は7日(同8日)、再びウェルズ・ファーゴ・センターで行われる。

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