4月18日（日本時間19日）、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第2戦、アトランタ・ホークス対ボストン・セルティックスの一戦は、119-106でセルティックスが勝利し、シリーズ2連勝とした。
第1戦でフィールドゴール成功率38.8％だったホークスに開始からFG14本中8本成功で11点のリードを奪われたセルティックスだが、17-3のランで反撃。マルコム・ブログドンのハーフコートからのブザービーターショットで逆転して第2Qを迎える。
二桁点としてハーフタイムに突入したセルティックスは第3Q、トレイ・ヤングが残り7分7秒で一度ロッカールームに下がったホークスを相手に一時20点をリード。だが、ヤング不在のホークスに一桁点差まで挽回された。
それでも、開始からコートにヤングが戻ってきた第4Q、セルティックスは中盤から15-2のラン。残り2分16秒までにジェイソン・テイタムの3ポイントショットやダンクなどで22点と大差をつけ、ホームでシリーズ開幕2連勝を飾っている。
ペイント内からの得点で64-40と上回ったセルティックス（2勝）は、テイタムが29得点、10リバウンド、6アシスト、デリック・ホワイトが26得点、7リバウンド、ジェイレン・ブラウンが18得点、3スティール、2ブロック、マーカス・スマートが14得点、5リバウンド、6アシスト、3スティール、ブログドンが13得点、7リバウンド、8アシストを記録した。
テイタムは「ホワイトが自分らしさを出し、受け身じゃなくてアグレッシブな時の僕らは、もっとダイナミックなチームになるんだ」と、チームメイトに賛辞を寄せている。
「ここ2試合の彼はアグレッシブだ。正しいプレイをし、リムにアタックして、必ずしも待たない。それが僕らをもっともっと良いチームにしてくれている」
ホワイトは「（テイタムとブラウンが）かなり注意を引きつけてくれるんだ。それが僕にとってオープンにしてくれるんだよ」と話した。
「チャンスがある時は、とにかくアタックし、自分がやるべきことをやらなければいけない」
一方、ホークス（2敗）はデジャンテ・マレーが29得点、6リバウンド、6アシスト、4スティール、ヤングが24得点、6アシスト、ディアンドレ・ハンターが18得点、12リバウンド、ボグダン・ボグダノビッチが18得点をマークしている。
3P8本中2本成功を含むフィールドゴール22本中9本成功にとどまり、ターンオーバーが5だったヤングは、「もっとうまくやれる」と述べた。
「とにかく本当にうまくショットを打てなかった。何度かただドライブしている時にターンオーバーをしてしまった。手から離れてしまったんだ。でも、ホームではもっとうまくやる」
第3戦は4月21日（同22日）、ジョージア州アトランタのステイト・ファーム・アリーナで行われる。