セルティックスがホークスに先勝 ブラウン29得点|NBAプレイオフ2023

2023-04-15
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(NBA Entertainment)

4月15日(日本時間16日)、マサチューセッツ州ボストンのTDガーデンで行われたイースタン・カンファレンスのプレイオフ・ファーストラウンド第1戦、アトランタ・ホークス対ボストン・セルティックスの一戦は、112-99でセルティックスが勝利した。

東地区第2シードのセルティックスは、ロバート・ウィリアムズ三世ではなくデリック・ホワイトをスターターに起用。出だしからトレイ・ヤングのパスをジェイレン・ブラウンがスティールし、最初のフィールドゴール試投をホワイトがブロックするなど、リーグ10位の得点を記録したヤングを封じる。

ヤングに開始から最初のFG6本を決めさせなかったセルティックスは、第1クォーターに3ポイントショット9本中0本成功を含むFG25本中9本成功にホークスを抑え、二桁点差をつけた。

第2Q開始から25-10のランで点差を25点まで広げたセルティックスは、最大32点をリード。12-32のランで第4Q序盤に12点差まで追い上げられたが、再び突き放し、初戦を制している。

セルティックス(1勝)はブラウンが29得点、12リバウンド、ジェイソン・テイタムが25得点、11リバウンド、ホワイトが24得点、5リバウンド、7アシスト、ウィリアムズ三世が12得点、8リバウンド、マーカス・スマートが11得点、7リバウンド、7アシスト、3スティール、2ブロックを記録した。

ブラウンは「彼らが最高のショットを打ってくるつもりだ」と話している。

「後半は少し楽に打たせてしまった。だから、次の試合で彼らはさらにもう少し準備してくると思う。つまり、僕らもさらにもう少し準備しなければいけないということだ」

利き手の指を切ってレギュラーシーズン最後の2試合を欠場したブラウンは、テーピングして痛みをこらえながらプレイし、FG23本中12本成功。一方でターンオーバーは6だった。ボールをつかむのが大変で、一時は手が「裂けた」と話したブラウンは、16日(同17日)に検査を受ける予定だ。

一方、開始から10本の失敗を含め、3Pが29本中5本成功にとどまったホークス(1敗)は、デジャンテ・マレーがFG25本中10本成功の24得点、8リバウンド、6アシスト、ヤングがFG18本中5本成功の16得点、8アシスト、クリント・カペラが12得点、8リバウンド、ジョン・コリンズが12得点、ディアンドレ・ハンターが11得点をマークしている。

ヤングは「あれほどビハインドを背負って、逆転勝利を期待することはできない」と述べた。

「でも、僕らはそれでもファイトした。後半はアグレッシブだったよ」

第2戦は4月18日(同19日)、再びTDガーデンで行われる。

ボックススコア