3週間で、多くのことが変わるものだ。
マック・マクラングがフィラデルフィア・76ersと2ウェイ契約を結び、ツイッターで「やり遂げる」と投稿してから、まだ1か月も経っていない。その4日後に、彼はNBAスラムダンクコンテストで優勝し、バスケットボール界の話題をさらった。
以降、マクラングはダンクコンテストの救世主と言われ、ウェルズ・ファーゴ・センターでスタンディングオベーションを受け、Gリーグのデラウェア・ブルーコーツで支配的なプレイを続けている。オールスターブレイク以降は平均20.2得点、6.2アシストだ。
Gリーグの新人王に輝いた2021-2022シーズンを再現するかのように、2022-2023シーズンのレギュラーシーズンで、マクラングは平均19.3得点、5.0アシスト、2.8リバウンド、フィールドゴール成功率55.7%、3ポイントショット成功率47.8%を記録している。
直近ではGリーグの週間最優秀選手に選出された。
2ウェイ契約を勝ち取ったマクラングだが、仕事は始まったばかりだ。24歳の彼にとって、最高のレベルで貢献できることを示し、証明するチャンスである。
『スポーティングニュース』で、マクラングは「自分がNBA選手であることを示したい」と述べた。
「僕は勝者のチームでプレイすることができる。正しくプレイすることで貢献できる。何も無理強いはしない」
「どんな状況にも対応できる。今年は様々な状況を経験した。そのすべてでうまくやることができたと思う」
大きな目標は自分がNBA選手であり、いつか優勝に貢献できると証明することだ。一方で、自分がスラムダンクコンテスト史上有数のパフォーマンスを披露したことも忘れてはいない。
マクラングは、スラムダンクコンテストに再び招待されたら喜んで出場すると明言している。「誰も見たことがないダンクがまだひとつ、いや、ふたつあると思う」と、2023年大会を上回るべく、まだ知られていないダンクを用意していると話した。
「もっと増やして、新しいことを考えるつもりだよ」
2023年にここまで見てきたことが何かを示しているのであれば、マクラングは「やり遂げる」ことを続け、NBAへの道を切り開いていきながら、新しいダンクを生み出していくだろう。
原文:Mac McClung discusses dunk contest future, Gate City love and NBA journey(抄訳)