9月30日、さいたまスーパーアリーナ（埼玉県さいたま市）にて『NBAジャパンゲームズ2022』（NBA Japan Games 2022 presented by Rakuten & NISSAN）の第1戦が行われ、96-87でゴールデンステイト・ウォリアーズがワシントン・ウィザーズに勝利した。
以下、プレシーズンゲーム初戦で勝利したウォリアーズのスティーブ・カーHCの試合後の記者会見から、質疑応答の抜粋をお届けする。
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「日本からNBAに来る選手がどんどん増えていくことを願っている」
――日本へようこそ。私はあなたをシカゴ・ブルズ時代から見てきましたが、バスケットボール自体がどんどん進化しているなか、近い将来バスケットボールはどう変化していくとお考えですか？
カーHC：まず最初に、ありがとうございます。ここに来られてとても幸せです。私たちは日本に来るのが大好きです。私は今回で3回目の来日ですが、この国やこの街に来るのが大好きなので満喫しています。
私が選手だった頃と比べると、主にスペーシングと3ポイントショットの面でゲームはとても進化しています。選手たちの技術は年々向上していますし、大量のショットを放つ速いゲームになっています。私が現役でプレイしていたのが20年前で良かったと思いますね。
――今夜の雰囲気はいかがでしたか？（ウォリアーズが）東京で試合をするのは初めてで、東京オリンピックの時はファンもいませんでしたが、観客はどうでしたか？
カーHC：会場の雰囲気は素晴らしかったです。試合前に選手がコートに出てきたときには、観客はとても熱狂していました。フラッシュの光や観客の興奮が見れて最高の瞬間でした。アリーナもとても大きくて、すべての席が埋まっていて、とても素晴らしい雰囲気でしたね。
――今日の八村塁選手に対する観客の声援を目の当たりにして、彼は今後、日本のバスケット界にどのような影響を与えることができると思いますか？
カーHC：彼の人気の高さは一目瞭然です。彼が観客に向かって語りかけたとき観客は大興奮で、あれは最高の瞬間でした。
私はNBAは以前から世界的なスポーツだと思っていますが、国際的なスター選手が増えれば増えるほど、その選手の国での人気も高まります。だから、日本からNBAに来る選手がどんどん増えていくことを願っています。日本はバスケットボールに熱狂的な国ですから。日本人はバスケットボールが大好きですし、そこに関われるのは楽しいですね。